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beatmaniaUDX The ANOTHER Story


3rd STAGE 『戦士〜タタカウモノ〜』

ブ…ン……ブ…ン……

機械的な駆動音が耳に入ってくる。
何となく目が覚めた。
睡眠時間は大体6時間くらいだろうか?
5.1.1.惑星を飛び立ってもう20時間は経つはず…。
私は部屋を出て、操縦室に向かった。

カツン…カツン…

エリカ 「静かね…皆が寝ていたらこんなものなのね」

私は当たり前のことを考えながらも、それが可笑しくてしょうがなかった。
操縦室の前に着くと、私はパスワードを入力し、ドアを開ける。

エリカ (面倒よね〜、いちいちパス入れるなんて…たったの4ケタだけど)

シュンッ

ドアはスライドし、操縦室に入る。

セリカ 「あ、エリカ起きたの?」

エリカ 「セリカ…あなたも?」

ナイア 「揃いも揃って、物好きね…ゆっくり寝てればいいのに」

見ると、全員いるようだった。

エリカ 「トラン、ずっと寝てないんじゃないの? 自動操縦にして休んだ方が…」

ナイア 「大丈夫よ、操縦席は仮眠室と同じシステムにしてあるから」

エリカ 「…要するにどういうこと?」

セリカ 「つまり、操縦しながら休んでるってこと」

エリカ 「ああ、成る程…」

私は何となく納得する。
どうも、そういう専門的な知識はわからない。

ナイア 「あなた、本当にVにいたの? そういうこと習わない?」

ナイアが呆れた風にそう言い放つ。

エリカ 「…面倒じゃない、そういうこと」

ナイア 「それでよくDXYが動かせるわね…感心するわ」

セリカ 「エリカは、最初からそうだったから」

ナイア 「Vに入るって聞いたときはびっくりしたけどね…」

セリカ 「そんなころから知り合いだったんですか?」

ナイア 「幼馴染なのよ…5歳位から一緒ね」

エリカ 「そうね、孤児院で気があったのよね」

ナイア 「この娘ったら、昔から気が強くてよく男の子と喧嘩してたわ」

エリカ 「そういう、ナイアは機械いじりばかりでよくネクラとか言われてたじゃない」

ナイア 「いいじゃない、実際そうだったし」

エリカ 「ホント、変わらないわね…皮肉も通用しない。そんなんじゃ男も寄り付かないでしょう?」

ナイア 「それには触れないで…考えたくないの!」

ナイアは突然頭を抱えて気だるそうになる。

エリカ 「な、何かあったのね…そう」

ナイア 「………」

セリカ 「そ、それより、次の星が見えたよ?」

エリカ 「あっ、本当…結構大きいね」

ナイア 「惑星『Deadline』…大きい星だけど人はほとんど住んでないわ。むしろ自然がそのまま残ってる感じね」

エリカ 「へぇ、じゃあ綺麗な星なのね」

ナイア 「ええ、まぁそれでも人の手が入ってはいるから、結局一部は機械化されてるけどね」

エリカ 「そうでもしないと、人は住めないもの…ある程度は、ね」

トラン 「確認、着陸しますか?」

初めから起きていたのか、寝ていたのかわからなかったトランが突然そう聞いてくる。

ナイア 「そうね…ポイント1037に着陸して、近くに私の知人がいるわ」

トラン 「了解しました…ポイント1037、入力…後2分で大気圏に突入します」

エリカ 「宛になればいいけど…」

セリカ 「………」

ナイア 「……」

私たちは座席に座り、シートベルトを締めて衝撃に備える。



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!


………。


エリカ 「ふぅ…緑が多いわね、周りは森よ」

見ると丁度艦を隠すように森が茂っていた。

ナイア 「こっちよ、着いて来て」

トラン 「私は残ります」

ナイア 「そう? わかったわ、だったら何かあったら通信して」

トラン 「はい…わかりました」


私たちはナイアの案内に着いていく。



………。
……。
…。



それから数分森を抜けたと思うと大き目の街があった。

エリカ 「こんな街が…」

ナイア 「ここで、商売して生計立ててるのよ」

エリカ 「何の商売?」

ナイア 「昼は服飾デザイナー、夜はカフェでオーナーをやってるわ」

セリカ 「へぇ…ふたつも仕事を」

ナイア 「行動力豊かな男だからね…もっとも、シスコンだけど」

エリカ 「シスコン〜? 何かやばそうな雰囲気ね」

ナイア 「あら、あなたと気が合うんじゃないの? シ・ス・コ・ンさん♪」

エリカ 「あ、あなたねぇ!!」

ナイア 「ごめんごめん…からかっただけよ」

エリカ 「………」(怒)

セリカ 「エリカって、姉妹なんていた?」

エリカ 「さ、さぁ〜、何のことやら?」

私はわざとボケてみせる。

ナイア 「生き別れの妹を探しているのよ…健気よね〜」

エリカ 「本気で殴るわよ…」

私は握り拳を作ってわなわなと振るえながら、ナイアを睨む。

ナイア 「あははっ、私は文科系だから暴力はダメよ♪」

エリカ 「こんのぉ…!」

? 「騒々しいな…街の近くで何を騒いでる?」

突然、やけにクールな声が響き渡る。
私たちが注目すると、やけに派手な服に身を包んだ男がいた。

ナイア 「セム…! 暫く振りね!」

そう言ったナイアを見て、セムと呼ばれた男は表情を和らげ。

セム 「おお、ナイアか! どうしたんだ今日は?」

ナイアはセムに事情を話し、ここではと言うことでセムの経営するカフェで話すことにした。


………。


セム 「…ほう、随分思い切った行動に出たものだな…ハイリスクなことにはあまり手を出さないお前が」

ナイア 「馬鹿な親友を持つと苦労するのよ…」

エリカ 「誰が馬鹿なのよ…!?」

ナイア 「ところで、妹のリリスは? いないの?」

セム 「…学校だ、もうすぐ帰ってくる」

セムは自分で淹れたコーヒーを啜りながらそう言った。

ナイア 「そう、あの娘も大きくなったでしょう? あれから3年は会ってないものね」

セム 「うむ、特にお前に会いたがっていたぞ。あいつはお前を母親のように慕っているからな」
セム 「もっとも、お前もあいつを妹と重ねているのだろうが…」

ナイア 「…そうね、その通りよ」

突然ナイアの顔が曇る。
妹…。

エリカ 「ナイア、まだあのこと…」

ナイア 「……」

ナイアは何も言わなかった。
でも、無言で触れないでと言ってる。
私は何も言わなかった。

セリカ 「……」

セリカは気になったようだったが、あえて忘れることにしたようだ。

ナイア 「で、答えはどうなの? 一応期待してきたんだけど」

セム 「当然NOだ…」

エリカ 「ちょっと、何でよ!? 少しくらい考えてからでも…」

私が意見すると、ナイアが制する。

ナイア 「いいのよエリカ…ごめんなさいセム、無理を言って」

セム 「………」

エリカ 「ナイア…何でよ!?」

セリカ 「エリカ、セムさんは今この街で戦っているのよ」

エリカ 「はぁ…?」

セリカ 「店を構えて、妹さんのために戦ってるの」
セリカ 「…それなのに、私たちの我がままで危険な目に合わせられる?」

エリカ 「……」

その通りだった。
セムはここで、生活をしている。
それこそ平和に。
ここは中立地帯だから余計に…。

ビー!! ビー!!

エリカ 「ひっ! な、何!?」

突然、ブザーのような音が鳴り響く。

ナイア 「! トラン、どうしたの!?」

トラン 「(恐らくVの所属と思われる艦を確認しました、後10分程で大気圏を抜けてくるものと思われます)」

ナイア 「何ですって…!? わかったわ、すぐそっちに向かうから、動いちゃダメよ! 感づかれないようにシールドもオフ!」

トラン 「(了解しました…)」

エリカ 「敵!? でもどうしてここに…」

セム 「…急げ、恐らく狙いはここだ」

ナイア 「どういうこと…?」

セム 「聞こえなかったのか? 急げと言ったんだ!!」

強い口調でセムがそう言う。
ナイアは少し驚いた様子だった。

セリカ 「早く! トランが…」

セリカもどうやら状況を理解したようだ、さすがにこういうことは早い。

ナイア 「そうね、セム…邪魔したわね」

セム 「…ああ」

私たちは全速力でEARTH LIGHTを目指した。


………。
……。
…。


エリカ 「トラン! 大丈夫!?」

トラン 「はい、まだ艦は見つかってません」

ナイア 「敵の艦の所属は…間違いないわねVの物よ! たいした大きさじゃないわね」

エリカ 「出撃する?」

ナイア 「…いつでも出撃できるように待機しておいて」

エリカ 「OK! セリカ行くわよ!」

セリカ 「うん!」


ナイア 「ただの偵察部隊にしては、あまりにも明け透けね…戦闘部隊にしては規模が小さすぎる」
ナイア 「元々中立のここを占領するにしても、Vにメリットはほとんどない…」
ナイア 「セムの言うように、狙いはあそこなの…? でも何故…」

トラン 「その、セムさんですか…? 多分、私たちを助けるために…」

ナイア 「まさか、自分を犠牲に…!」

トラン 「ただの勘ですけど…」

ナイア 「…エリカ、セリカ! 出撃して!! 狙いは艦よ!」

エリカ 「(了解! DXY出撃するわ!!)」

セリカ 「(ABSOLUTE出ます!!)」



………。


エリカ 「…もう、何でこんなに重いのよ」

セリカ 「大丈夫?」

エリカ 「セリカはいいわよね〜軽装で、重装のこっちは森だと移動も制限されるもの…」

セリカ 「私が先行するから、接触したら援護して!」

そう言ってセリカは先に行ってしまう。

エリカ 「あっ、もう…こんな所だと狙いにくいってば」

私はしぶしぶ、エネルギーライフルを構える。


兵士 「艦長! 人型兵器がこっちに向かってきます!」

艦長 「何…所属は?」

兵士 「無所属ですね…この星の防衛部隊でしょうか?」

艦長 「ふむ、どうやら噂通り、ここで人型兵器を作っているようだな」

兵士 「ということは…」

艦長 「うむ、ふたりを出撃させろ…敵機体とみなす」

兵士 「はっ!!」



セリカ 「先手必勝! 悪く思わないで!!」

私は艦橋を狙ってブレードを構える。

ズバァンッ!!

直後衝撃、軽装のABSOLUTEはいともた易く吹き飛ばされる。

セリカ 「な、何!?」

見ると、バズーカを持ったやや重装型の機体が上からこちらに銃口を向けている。

セリカ 「敵機!? こんな物を搭載してたの…」

エリカ 「(セリカ後ろ!!)」

セリカ 「!!」

ビュン!

私は咄嗟に機体の向きを変えて交わす。
後ろから軽装型が一機…ブレードで狙われていた。


エリカ 「このぉ…」

私はエネルギーライフルで重装型の機体を狙う。

ギュアァァァッ!!

光の帯が敵機に向かって真っ直ぐ進む。
が…。

ゴウゥ!

エリカ 「かわされた!?」


セリカ 「くっ!」

私は軽装型の機体を狙ってブレードを振る。

ガキィ!!

セリカ (向こうの方がパワーが上!?)

振り下ろしたブレードはいとも簡単に弾き返される。



ナイア 「まずいわ…あの機体のパイロット、普通じゃないわ」

トラン 「援護しますか?」

ナイア 「まだ待つのよ…失敗したら艦が終わりよ」

トラン 「…はい」



エリカ 「くそっ」

私は両肩のミサイルで2機をロックする。

エリカ 「これなら!!」

ドドドドドドシュゥ!!!

6発のミサイルがそれぞれ敵機に向かって行く。

ズドン! ズドン!!

うち一発づつが敵機に被弾。


セリカ 「もらった!!」

怯んだ間に、私はブレードで重装型を狙う。

ガギャンッ!!

金属音と共に、敵機の右腕が切り落とされる。
瞬間、後ろから軽装型が…。

セリカ 「く…!?」


エリカ 「甘いわよ!」

私は空中に飛び、ショットガンを放つ。
この距離ならかわせない!

ドドドド!!

散らばった散弾が、軽装型に穴を開ける。
まだ致命傷じゃない…。
私たちが追撃しようとすると、敵機は後ろに引く。

エリカ 「?」
セリカ 「?」


? 「…面白い」

? 「よせ、深追いはするな」

? 「…お前の指図は受けん」

? 「!?」

突然軽装型が向かってくる。

セリカ 「く…!?」

エリカ 「下がるのよ!」

私は咄嗟にABSOLUTEを止める。
瞬間。

ギュアアアアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!

? 「……!?」

? 「茶倉!!」

後方からEARTH LIGHTの主砲が飛ぶ。
が、何と重装型が軽装型を突き飛ばし、重装型は空中分解して地上に落ちる。



ナイア 「やったわ! ナイスよトラン!」

トラン 「……? あのパイロット…泣いてる?」

ナイア 「え…?」



? 「あああああああああ!!!」

エリカ 「な、何!?」

突然通信機から奇声が聞こえる。
これは敵機の物だ。



艦長 「いかん、これ以上は…」

兵士 「彩葉機を回収します! リュウ機はどうします?」

艦長 「あれでは助からん…放っておけ」

兵士 「はっ!」



エリカ 「敵機が回収…? 艦が逃げる…」

ナイア 「(追わなくていいわ! まずは地上に落ちた機体の人間の命を最優先よ!!)」

エリカ 「あっ、そっか!!」

セリカ 「急がないと!」


………。


私たちは地上に降り、敵機の近くに来た。

エリカ 「酷い扱いね…置いてけぼりなんて」

セリカ 「これが、Vのやり方…」

セリカは唇を噛み締めて、耐えているように見えた。

エリカ 「…凄いわね、見事にコクピットだけ無事よ」

セリカ 「こんな偶然…」

エリカ 「あっ、でもハッチは開いてる…」

セリカ 「ま、まさか投げ出されたんじゃ…!」

私たちは周辺を探す、するとあっさりと見つけることができた。

エリカ 「いたわ! ここよ」

セリカ 「男性よね…」

エリカ 「そうね、胸ないもん」

私はポンポンと敵パイロットの胸を叩く。

セリカ 「…そう言うことしたらダメよ。もし本当は女性だったら…」

エリカ 「洗濯板ね…」

セリカ 「わ、だからダメだって、聞こえたら…」

エリカ 「大丈夫よ、気絶してるから」

セリカ 「………」

とりあえず、私たちはその場で待機し、後から来たEARTH LIGHTのトラクタービームで回収してもらう。


………。


『医務室』

エリカ 「どう?」

ナイア 「相当衝撃があったようね…体中傷だらけになってたわ」

セリカ 「……」

ナイア 「生きていたのが不思議ね、生命力が高すぎるわ」

エリカ 「そんなに酷かったの?」

ナイア 「考えてみなさい、EARTH LIGHTの主砲がほぼ直撃したのよ、肉体は蒸発してもおかしくなかった」
ナイア 「コクピットが余程丈夫だったのね」

エリカ 「で、男だったの?」

ナイア 「はぁ? そうだけど、何で?」

セリカ 「……はぁ」

エリカ 「あ、別に〜」

ナイア 「? おかしなこと聞くわね」


……。


『操縦室』

エリカ 「で、これからどうするの?」

ナイア 「もう一度セムに会うわ」

セリカ 「どうして…?」

ナイア 「聞きたいことがあるのよ」



ナイア 「…セム、いるんでしょ?」

ナイアが呼び鈴を鳴らしてそう言う。
すると中から女の子が出てくる。

ナイア 「リリス…」

リリス 「ナイアさん、中に…お兄ちゃんが待ってます」

私たちはリリスという女の子に案内され、奥に向かう。

セム 「…よく来たな」

ナイア 「セム、答えてもらうわよ」

セム 「馬鹿なことをしたな、隠れていれば奴らは勝手に帰っただろうに」

ナイア 「ごめんなさいね、私が黙って見ているだけと思った?」

セム 「ふ、確かにな」
セム 「ここは、ある兵器を作っていた」

ナイア 「!?」

セム 「奴らはそれが目的だった、以上だ」

セムは簡潔にそれだけを言った。

ナイア 「そう、どうしてそれを…?」

セム 「…さぁな、気まぐれだ」

ナイア 「……邪魔したわね」

リリス 「ナイアさん…私も連れて行ってください」

ナイア 「ダメよ、あなたはここにいなさい、危険なの」

リリス 「足手まといにはなりません、お兄ちゃんの機体がありますから」

ナイア 「…! セム?」

セム 「…リリスはもうひとりで考えて動ける。俺がいなくとも自分の意志で行動できる」
セム 「…好きにするがいい、俺はここを動くつもりはない」

リリス 「…決まりです」

エリカ 「よろしくね、リリス! 私はエリカ」

セリカ 「セリカよ、よろしくリリスちゃん」

リリス 「…はい」

ナイア 「セム…ありがとう」

セム 「………」

セムは後ろを向いたまま何も言わなかった。
寂しくないはずがない、あれだけリリスを溺愛しているんだから。
多分、何かがあったんだろう。
セムを動かす何かが。



トラン 「そうですか、初めまして…トランです」

トランはいつも通りの小さな声でそう自己紹介した。

リリス 「…初めまして」

そして、リリスも負けないくらいに小さな声でそう言う。

エリカ 「な、何か暗いわね…」

ナイア 「ふふ、いつも通りじゃない」

セリカ 「何か嬉しそうですね?」

ナイア 「わかる〜? だってセムが設計した機体だなんて興味ありありよ!」
ナイア 「どういじくってるのかなぁ〜?」

ナイアさんは嬉々としながら、ハンガーに向かった。

セリカ (機械いじりが好きなんだ…)

リリス 「…ところで、彩葉に会いました?」

エリカ 「誰? その人?」

リリス 「…戦闘の途中で、奇声を上げた人です」

エリカ 「…あ、ああ…あの娘ね」

リリス 「あの娘は、私の親友なんです…」

セリカ 「ええ!? じゃあ何でVに…」

リリス 「茶倉がいるからです…彩葉は、たまに茶倉という霊に憑依されるんです」

エリカ 「ひょ、憑依〜? 何かオカルトだなぁ」

リリス 「誰も信じませんけど、私は信じます」

トラン 「私も、信じます…」

エリカ 「トラン?」

トラン 「声が聞こえました…泣いている声が、彩葉さんか茶倉さんかはわかりませんけど」

リリス 「………」 こくり

エリカ 「そ、そう…じゃあ、助けてあげないとね」

セリカ 「うん、このままじゃ、きっと辛いよ」

トラン 「ところで、これからどこに行くんですか?」

エリカ&セリカ&リリス 「………」


こうして、新たにリリスを加えた私たちは、暫く休憩をすることになった。
果たして、これからどうなるのだろう?
そして、彩葉と茶倉は助けられるのだろうか?

…To be continued

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