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K-O パニック +AM  第19話

佐祐理 「さっきのお店、いい物がたくさんあったね」

舞 「………」こくり

佐祐理 「これから、どうしようか?」

佐祐理がそう聞くと、舞はいつものように。

舞 「…佐祐理に任せる」

佐祐理 「う〜ん、じゃあどうしようかなぁ…?」

佐祐理は歩きながら考えていると、すぐそこからゲームセンターの音楽が聞こえてきた。

佐祐理 (そういえば、前に祐一さんに連れて行ってもらったきりだよね…)

佐祐理はそこで考えを決めた。

佐祐理 「舞、今日はゲームセンターに行こっ」

佐祐理は舞の手を引いて、ゲームセンターに駆け込んだ。


ザワザワ…。

何やら中はどよめいていた。

佐祐理 「? 何かあるのかな…?」

佐祐理はどよめきのある方を眺めてみた。

男A 「ああっ! また負けた!!」

男B 「これで、もう10連勝だぜ…」

どうやら、対戦格闘ゲームですごく強い人がいるらしい…。

由衣 「やりました〜! これで10連勝です♪」

晴香 「あんた、こういうのは得意ね…」

郁美 「すごいじゃない」

由衣 「えへへ…任せてくださいよ」

葉子 「お見事です…」

見ると、勝ち抜いているのは4人の女性の内、一番背が低い子だった。

親衛隊・隊長 「お嬢! よくぞいらっしゃいました!!」

そこで、前に見たことのある男性陣(自称親衛隊)が近づいてきた。

佐祐理 「あはは〜…また来てみました」

佐祐理がそう言うと、親衛隊の人たちは。

隊長 「お嬢! どうぞ、乱入を!」

そう勧めてくれる…。
つまり、やらなきゃならないんですね…。(汗)
佐祐理は断るわけにもいかず、椅子に座り、50円玉を投入し、STARTボタンを押した。

由衣 「わっ! また乱入されました」

郁美 「気をつけたほうがいいわよ…なんか親衛隊みたいなのがついてるし」

由衣 「どういう意味で気をつけるんですか…」

晴香 「あんた貧乳だから、襲われないわよ」

由衣 「晴香さん、そのネタ多いですね…」

晴香 「私も最近そう思ってきたわ…」

葉子 「始まりますよ?」

由衣 「よ〜し、負けませんよ!」

佐祐理 「あはは…多分、勝てないと思いますけど」

親衛隊 「お嬢! 頑張って下さい!!」

舞 「…佐祐理、頑張る」

佐祐理 「うん、頑張るね♪」

そして、対戦が始まった…。

…To be continued

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