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UNIT


OPERATION Five 『奇襲作戦』




カルタ 「遭遇率90パーセント…絶望ですね」

マリア 「うう〜…」

クレス 「………」

俺たちは今ある意味敵陣のど真ん中にいた。
それはどういうことかというとだ。
行きは熱核ギガブースターにより敵と遭遇することなくこれたが問題は帰りだ。
熱核ギガブースターは片道切符、帰りは地道だ。

しかし、熱核ギガブースターは帰りの分は無い。
おまけに先の戦闘でサナリィの基地から遠ざかる結果になった。
はっきりいって状況は最悪だ。

クレス 「…すなまい、俺のせいだ…」

もともと俺が自分の見つかった場所を見てみたいと言いだしたのが悪かった…。
これでは償えんな…。

マリア 「気にしないの! 大丈夫だから…たぶん」

カルタ 「万に一つですけどね…」

万に一つ…つまりほとんどダメだということ…。
もう、絶望だということは十分に理解している。

クレス 「…すまん」

俺はもう一度ふたりに謝る。
はっきり言ってこの責任は重い。

マリア 「大丈夫よ! カルタも余計なこと言わない!」

カルタ 「事実ですよ…」

マリアはそう言うとカルタは顔を渋めてそう反論する。
しかし、確かに事実だ。
だが、俺たちはそれで納得するわけにはいかない。
今は何とかして基地に戻らないといけないのだから。
だが…どうすればいい?

カルタ 「まぁ、とりあえずですけど…」

マリア 「え? なに?」

クレス 「?」

俺たちがこれからどうしたモノかと頭を悩ませていると突然カルタが口を開く。
何か思いついたのか?

カルタ 「とりあえず…この場所動きません?」

マリア 「え?」

クレス 「…」

俺は周りを見渡した。
周りは…何も無い。
そう、木も岩も、ユニットを隠すものも何も…。
そう、俺たちは…草原のど真ん中にいるのだった。
おかげで日陰も無い…。
と…そんな呑気な状況ではないな…。
この状態は敵に見つけてくれといっているようなものだ。

マリア 「と、とりあえず…隠れられそうな場所にユニットを動かそうか?」

クレス 「…」(コクリ)

カルタ 「そうですね」

俺たちは全員ユニットに乗り込むとどこか安全そうな場所に動かすのだった。



……………



クレス 「しかし、一体どうしたものか…」

カルタ 「どう考えても…2ヶ月はかかるかな…」

マリア 「……」

俺たちはあれから西へ少し機体を動かし森林にユニットを隠した。
そこはユニットを隠すには十分な森で、さらに東に進めばそこは山になっていた。

カルタ 「輸送船の手配とか出来ないんですか?」

マリア 「危険すぎるわ、もうちょっと日が過ぎればともかく…」

たしかに昨日の今日だからな…。
まだ、ここらにハッテンやエグザイルがいる可能性もある。
迂闊に動いてもらうわけにはいかないか。

マリア 「とはいえ…このままユニットに乗って地道に行くというのも気が気じゃないわよね…」

さすがにマリアも頭を悩ませていた。
カルタも同様に妙案はないかと頭を悩ませているが答えは無い。

クレス (輸送機が無ければ戦艦…いや、そっちの方が無理か…)

俺も考えては見たのだがやはり案は浮かばなかった。
戦艦できてもらうというのも考えてみたのだが没だな。
第一あの基地に戦艦があったようには見えなかった。

マリア 「無いわけじゃないけどね〜…」

カルタ 「え…?」

クレス 「?」

マリアはそうボソッと呟いた。
俺たちはそれに当然のように反応をする。

マリア 「時期的にはもういい筈だけど…」

クレス 「時期…? なんのことだ?」

カルタ 「何かあるんですか? この状況を打破するものが?」

俺たちはマリアの妙な発言に注目すると、マリアは視線をそらすように真上の薄暗い空を見て。

マリア 「ま、何とかなるでしょ」
マリア 「さ、もうそろそろ動いてみましょ!」

マリアはそう言うとユニットに乗るように促した。

カルタ 「今度はこの山を登るのか…」

クレス 「エネルギーは…まだ大丈夫か…」

俺はコックピットに入るとナイトメアのエネルギー残量を見た。
エネルギーはまだ7割ほどは残っている、あと3,4日は持つか。

マリア 『さ、いくわよ!』

カルタ 『また、山かぁ…ユニットに乗っているとはいえいい加減にして欲しいな〜…』

カルタは通信機越しに項垂れた声でそう言った。
ユニットに乗っていたら別に疲れる道でもないだろうに?

マリア 『見飽きたのはわかるけどさっさと機体を動かしなさい!』

カルタ 『わかってますよ〜…』

クレス「……」

俺たちはどう見ても崖という場所をユニットを使って登るのだった。
順番は先頭がマリア、真ん中がカルタ、後方が俺、クレスだ。
以前の戦闘の時と同じフォーメーションだが、これが一番安定する。

カルタ 『…この反応は!』

マリア 『どうしたの!?』

クレス 「どうしたんだ!?」

まず真っ先に電子戦能力の高いカルタの機体が何かに反応する。
敵か? それとも?

カルタ 『この反応の多さ…小隊…? いや、そんなレベルじゃない…』

マリア 『どうしたのよ! 何があったの!?』

カルタ 『ここから直進12キロほどの所に大隊クラスの規模の戦力を確認しました』
カルタ 『おそらくエグザイル基地と思われます』

クレス 「進路上に敵基地か…」

最悪だな…迂回するべきか?

マリア 『…大隊クラス…か』

カルタ 『迂回することを推奨しますが?』

カルタもそう奨めた。
少なくともこの戦力で正面突破は不可能だろう。

マリア 『偵察がてら、気付かれない場所から見てみようか?』

クレス 「…いいのか?」

カルタ 『き、危険すぎますよ…?』

カルタがそう言うほどだ。
余程の戦力だろう…。

マリア 『だから見るだけよ♪』

クレス 「…?」

カルタ 『マリアさん…あなた一体何を考えて…?』

今、少し口調がおかしかった気がした。
いや、おそらくおかしかったのだろう…カルタも異様な反応をしている。

マリア 『さ! 行くわよ!』

カルタ 『行くどころか逝っちゃわないように…』

クレス 「……」





…………





マリア 『結構…でかいわね』

カルタ 『こんな基地聞いた事も無い…』

俺たちはマリアの発案で敵エグザイル基地を偵察していた。
敵基地はちょうど山の火口の溝に作るように出来ていた。
基地を隠すためか。

カルタ 『間違いなく敵の秘密基地…こんな所にあったなんて』

マリア 『……』

クレス 「どうするんだ、マリア?」

マリア 『輸送機3つ…』

クレス 「…?」

輸送機…?
俺は基地の方をよく見てみる。

クレス 「……」

輸送機が三隻あった…。

カルタ 『まさか奪う気!?』

マリア 『だって、そっちの方が手っ取り早いし』

それはそうだろうが…無茶じゃないか…。
しかし…。

クレス 「悪くは無いか…」

基地の規模は大きい。
こちらは数が少ない。
奇襲作戦が可能か。

カルタ 『クレスさんまで!?』

カルタはいやいやだ。
まぁ、仕方ないか。

マリア 『じゃ、奇襲作戦といってみます?』

マリアはそう言うが少々賭けだな。
後が無いのが問題だ。

カルタ 『やっぱり無茶ですよ〜…』

クレス 「こちらのメリットの方が少ないのは確かだろう…カルタの意見も半分同感だな」

もっともメリット、デメリットだけじゃ図れないが…な。

カルタ 『だいたい失敗したらどうするんですか?』

マリア 『手が無きゃこんな作戦考えはしないわよ』

手があるのか…。
なんともイマイチ信用できないがマリアのその自信はそれなんだろうな。

クレス 「じゃあやるのか?」

俺はマリアに尋ねてみる。
まぁ、答えは1択だろうが…。

マリア 『ひとつやってみますか!』

そして、案の定の声。

カルタ 『本気ですかぁ〜!?』

そして、こっちも案の定。
まぁ、やるならやるでこちらも相応のやり方で臨むが。

マリア 『一応本部にこの場所を伝えといて! 電信番号『1716』つきで!』

カルタ 『はい…て、1716?』

クレス 「なんだそれは?」

マリア 『ちょっとした切り札よ』





………………





『サナリィハッテン本部基地』



グレッグ 「ようやく直ったな…」

ガンズ 「ああ…半年振りか…ようやくこいつが動くんだな」

俺たちは基地の地下七階に来ていた。
そこにはある巨大なものがあった。
それはかつて多くのサナリィの者達と共に戦場をかけた物。

ガンズ 「今度こそ『希望』となりえるか…それとも」

グレッグ 「希望にしてみるさ…そのための『戦艦』なのだから…」

そう、それは戦艦だった。
真っ白でそれ以外に彩色は無く。
四角い少々無骨だが頼れる戦艦。

ガンズ 「だが、エグザイルはあの頃より強大になった」
ガンズ 「すでに一部の国を統合している、このハッテンも実の所あやうい」

グレッグ 「ハッテンがこちらを理解してくれさえすれば…戦局も変わるだろうに…」

ガンズ 「今は無理だ…ハッテンにとってはエグザイルもサナリィも同じだ」

グレッグ 「……」

ガンズ 「他の地区のサナリィも頑張っているがやはりエグザイルとは規模が違う…動くなら早い方がいい」

グレッグ 「そうだな…」

シュウイチ 「グレッグさん! 電信が!」

グレッグ 「ん?」

突然上からシュウイチが急いでこちらに向かってくるのが見える。
今、電信がどうとか言っていたが…。

グレッグ 「どうしたんんだシュウイチ?」

シュウイチは息を切らして俺たちの前まで来た。
地下七階までエレベーターではなく階段で来たのだから当然か。
エレベーターあるだろうに…。

シュウイチ 「マリアさんから電信番号1716が!」

ガンズ 「!そいつは!」

グレッグ 「ちょうどいい…」

電信番号『1716』…サナリィの一大反抗作戦の合図。
それは基地を旗艦『フリーダム』に移し、移動基地としてエグザイルとして戦う合図。

シュウイチ 「マリアさんたちは敵基地を発見した際、機とみて送ってきたようです」

ガンズ 「1716か…これの意味もまだ知らされていないものも多いというのにな」

グレッグ 「まぁ、いいさ、さっそく出撃だ!」

シュウイチ 「はい!」


これからだ…あの時のように世界を翔け、希望の光を灯させる。





………………
…………
……






『エグザイルハッテン軍事基地本部』


デルタ 「…はぁ」

あれから幾日…アルベルト大佐の情報は入ってこない。
ジェノス隊も失敗したようだ。

エグザイル兵 「ため息ですか…」

デルタ 「…何用だ…」

私は突然声をかけてくる兵士のひとりににらみを利かせてそう問う。
正直今はあまり誰とも会いたくない。

兵士 「し、失礼いたしました…アストラ司令がお呼びです。至急作戦司令室へと」

デルタ 「司令が?」

兵士 「はい」

デルタ 「了解した…すぐ行く」

私はその場を後にし、すぐに司令室に向かうのだった。
呼ばれた理由は何となくわかる…。



…………



デルタ 「デルタ・メラス少佐。入ります」

アストラ 「入りたまえ」

私は司令室の扉の前に立つと扉は自動的に横にスライドして扉は開く。
そして中にはひとり、髭を生やした男がいた。
この西アジア方面軍司令『アストラ』司令だ。
アストラ司令はこちらを鋭い目で見つめ中に入るよう勧める。

アストラ 「君に来てもらったのは他でもない…元エグザイル軍アルベルト大佐の件だ」

デルタ 「……」

予想通り…。
けど、何故私を?

アストラ 「君は確か元々はアルベルト大佐の部隊だったな?」

デルタ 「…はい」

そう、私はアルベルト大佐の部隊で働いていた。
もっとも半年前まで…だけど。

アストラ 「君もベテランだ、個人的な感情は捨てているだろうがな…」

デルタ 「…何が言いたいのです?」

私は単刀直入に言う。
司令が何を言いたいのかは大体わかっている。
おそらく司令も私がわかっているのは承知だろう。
その上でじらしている…。

アストラ 「アルベルト大佐…彼は危険だ。もし、次に奴が現れたら確実に消せ!」

デルタ 「つまり…アルベルト大佐を殺せ…と?」

アストラ 「そこまで言わせなくともわかるだろう?」

デルタ 「……」

…納得がいかない…。
いままで個人的な感情は捨ててきたつもりだけど…まだ、こだわっているのかもしれない…。
確かに大佐は危険すぎるくらいの影響力と力を持っている。
エグザイル軍において何万という兵士たちの中で1,2を争うほどのユニット乗り…。
そんな兵士を敵に回して甘いことは言えない…言っていればこちらがやられるだけ…。
今は敵だ…という事か…しかし。

デルタ 「…しかし、大佐は記憶を失い、わけもわからずサナリィに荷担しているだけです」
デルタ 「まだ、こちらに戻る可能性も…」

私はそう口論すると司令は首を横に振り。

アストラ 「まだわかっていないようだな…事の事態が」
アストラ 「彼は記憶を失おうともその天性とも言える才能でジェノス隊を撃破したのだよ」
アストラ 「しかし、彼だけならばそうも言わない…問題は、だ」

デルタ 「『ナイトメア』…」

アストラ 「そうだ…彼が最強の機体を作るために必要な特殊な金属…隕石に含まれていたといわれるレアメタルを使い作ったナイトメア…」
アストラ 「あの機体は科学者でもあった彼にしか精錬の出来ない特殊な機体だ…」
アストラ 「本来は強奪後、彼が自機として『エグザイル』で使うはずだった…」

デルタ 「ですが、今はサナリィの手に…」

アストラ 「私もナイトメアがどれほどの機体かは知らないがあの男が作った機体だ…危険視するべきだろう…」

あの男…既にこの男にとっては大佐は敵か…。

アストラ 「もう一度言う。アルベルト大佐を殺せ」

デルタ 「…了解」

納得はいかない…が、納得をせざるを得ない…。
私は軍人だから…余計な感情は持ってはいけない。
ただ、上の命令を忠実にこなすだけ…。
そうでなくては私は私として成り立たないから…。

ドカァン!!


デルタ 「!?」

アストラ 「な、何事だ!?」

突然の爆音。
今日演習は無かったはずだ。

兵士 「て、敵襲です!!」

兵士は慌てた顔で突然司令室に入ってそう言った。
敵襲…この場所が知られた?
この場所は山の中に隠すように建ててある。見つかったというのか?

デルタ (何にせよか…)
デルタ 「出撃します!」

アストラ 「うむ! 頼む!」






マリア 『このっ! 邪魔よ!』

クレス 「はぁ!」


ドカァン! ドカァァンンッ!!


マリア 『結構でかいじゃないのよ!!』

クレス 「ぼやくな! 乗り切るぞ!」

俺たちは敵基地に奇襲をかけたのはいいがその基地の規模に驚いていた。
敷地はそれ程でかいわけではないのだが、敵の数が多い。
明らかにおかしい場所だ。
重要な拠点としては小さい。
しかし、中で動員されている人間は多すぎるくらい多い。
また、隠すように建てられたこの基地。
ただの拠点ではなさそうだった…。

カルタ 『現在ユニット18機確認! まだ増えます!』

マリア 『明らかにおかしいわよ!?』

マリアもげそっとした声で叫ぶ。
明らかにおかしすぎる。

カルタ 『この反応!? マリ…!』

マリア 『え…!?』

ドカァァン!


クレス 「マリア!?」

突然マリアの機体が撃たれる。
エネルギー兵器だった。

マリア 「大丈夫よ…とりあえず、右腕がやられただけだから」

見ると爆発の煙の中からは右腕を失ったマリアのユニットがあった。
ちょこまかマリアが動いていたのが功をそうしたか。

クレス 「あのユニット…」

俺はマリアを撃った光の先を見る。
そこにはある意味最も会いたかった人物の機体があった。
それは白に青のラインが所々はいった細身の翼を持った機体。

デルタ 『…お久し振りですね大佐…』

クレス 「デルタ…だったな?」

デルタ 『はい…覚えていてくれたんですね』

クレス 「忘れるわけにはいかんな…」

この女は俺の記憶の鍵を握っているからな。

デルタ 『記憶は…戻りましたか?』

クレス 「いや…あいにく戻っていない」

デルタ 『そうですか…残念です…』
デルタ 『あなたを…殺します』

クレス 「………」

殺気だ…確かに機体越しから殺気を感じる。
が、違和感がある気がする…。
何か…迷いのあるような…。

クレス (いちいち考えてる暇は無いか!)

デルタは離れた場所から右手にもたれたエネルギーライフルで的確にこちらを撃ってくる。
しかし、俺はそれを全てかわす。
当てる気の無い弾に当たる気は無い。

クレス 「どうした! かするように狙っても当たらんぞ!」

デルタ 『!?』

相手は無言だ。
一体どんな表情をしているのかは知らないが少なくとも手は止まっていた。
少なくとも動揺はしたな!

カルタ 『これ以上は無理です! 退却しましょう!』

クレス 「だ、そうだ! 退こう!」

マリア 『もうちょっと待って!』

俺もさすがに危険と退却を勧めるがマリアはもう少し待てと言う。
一体どういうことだ?

マリア 『そろそろね!』

クレス 「!」

カルタ 『これって…戦艦!?』

突然何か大きなものがレーダーに写った。
カルタの話では戦艦だそうだが…。

マリア 『撤収よ!』

マリアがそう言うと俺たちは基地を一気に離れる。
やがて、空には戦艦が見えてくる。

クレス 「…」

俺は一度後ろを振り向く。
もっとも機体は前、俺は後ろだが。

クレス 「デルタ…か」

あの女に何があったかは知らんが俺を攻撃しきれんようだった。
一体どうゆうことか。

カルタ 『!? クレスさん、後ろ!』

マリア 『クレス!』

クレス 「!?」

突全ロック反応が出る。
俺は咄嗟に振り返るが…。

ドカァァン!!

クレス 「うおっ…ぐっ!?」

俺は相手のバズーカ砲をコクピットに直撃してしまう。
それそのもので機体は大丈夫だが…中は衝撃で…。
俺の…い…意識…も…。



……………
…………
………



アストラ 「逃してしまったな…」

デルタ 「申し訳ありません…」

アストラ 「まぁよい…しかし次は無いと思え」

デルタ 「は…」

アストラ (それにしてもサナリィめ…まさかフリーダムを動かすとはな…)
アストラ (準備が整ったということか…ならば!)

アストラ 「オペレーション・カオスを始動する…」

デルタ 「!?」

アストラ 「ドヴァーク発進だ!」



…NEXT OPERATION A GO




Strategy of the following!


敵の不意打ちを受けてしまったクレス。
それによって気絶してしまったクレスだが、辛うじてサナリィの戦艦『フリーダム』に乗り込む。
しかし、それにより彼は忘れていた記憶を取り戻す。
そしてクレスは選択を迫られる…。

次回 UNIT

OPERATION Six 「想い」


クレス 「ああ、もどったよ…」




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