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(クライムタウン正面ゲート)
軍:現在異常なし!!大砲を倉庫に収めろ!!
おそらく、先ほどまで衝突があったのだろう。
兵:大変です!!ただいま、こちらに何者かが向かっております!!
軍:何人だ!!
兵:二人です!!
軍:二人だと!?笑わせてくれる!!ゲートを閉めろ!!
兵:はっ!!(ゴゴゴゴゴ・・・!!)
ゲートが閉まる。
ク:無駄だ・・・。ブラック・ホーリズン!!(ゴゴゴゴゴ!!)
クロウは、剣を2つ持ち、バイクから飛び、2本同時に横に振った。と同時に空が黒くなり、黒い大型の竜巻を作り出した。ゲートは吹っ飛んだ。クロウは、大勢の敵の前に飛び降りた。
ク:クックックッ・・・。
不敵な笑みを見せた。
ク:どうした・・・?怖いのか・・・?
軍:か!かかれー!!!!!
何百人の兵士が襲い掛かってきた。
ク:グランド・メビウス!!
クロウは、剣を地面に刺すと地面がもりあがった。だが、ただもりあがっただけではない。地面がギロチンになり、もりあがった。
ク:クックックッ・・・。血が久しい・・・。
軍:何者だあいつはー!?
また、何百人もの兵士が襲ってきた。
後から、ザラがバイクで追いついてきた。
ザ:アンタ、なかなかやるじゃん。
ク:弱い者と思えたが・・・、そうでもなかったな・・・。お前も、何かあるのだろ?
ザ:まあね。フフフ・・・。(ボッ・・・!!)
ザラが笑い出すと、手から炎が出てきて、それを敵に投げつけた。
軍:まずい!!散れーっ!!あいつは、「地獄の使いのザラ」だーっ!!
炎は、敵軍の一人に燃え移り、その一人は灰になって消えた。
ザ:さぁー。次は、誰が灰になりたい?
ク:お前の本当の力は、そんなものではないだろう。
ザ:フフフ・・・。(ゴォーーーーーーッ!!)
ザラの体が、炎に包まれた。
ク:「炎神ザラ」か・・・。
ザ:火傷したくない奴は今すぐ消えな!!(ボッ!!)
炎が消えた。すると、ザラの姿は、クロウと似ていたが、燃えさかる炎のように赤かった。
ザ:フレイム・バースト!!(ゴゴゴゴゴ・・・・!!)
ザラが、両手を前に出すと大きな炎が発射された。
ザ:フフフ・・・。(ザシュッ!!)
ザラは、後ろに潜んでいた兵士に斬られた。
ザ:がっ・・・!!
ク:愚かな者達よ・・・。
ザ:テメェら・・・。生かしてはおけねぇなぁー・・・・・・。
ザラの口調が変わった。無理もない、ザラはとても怒りやすく、斬られても簡単には死なないが怒ると誰にも止められないほど暴れまわる。
ザ:うがぁーーーーっ!!(ボッ!!)
ザラの手から、火柱が出てきて消えると、赤い薙刀を持っていた。よく見ると、目はライオンの目になっていた。
(ドゴーーーーンッ!!)
(ゴゴゴゴゴ・・・!!)
(ボォーーンッ!!)
ザラの怒りが収まったのは、一時間後になる・・・。
ク:派手に暴れてくれたものだ・・・。
ザ:いいじゃん。暴れたらスッキリした!!
ク:力はまだ弱いようだな。
クロウは、手を前に出すとまだ弱いみたいだが、黒い炎が出た。
ザ:黒い炎じゃん。
ク:これは炎じゃない、俺の魂だ。
ザ:アンタ腹黒いんだねぇー。
ク:違う!!俺は、闇の力を支配する者だから魂までもが闇に覆われている。
ザ:心は明るいねぇー・・・。
ク:違う!!これは、ウンディーネに・・・!!
兵:かかれーーーっ!!!
ザ:効してる暇無いよ!!とりあえず、別れよう!!
ク:仕方ない。
ザラとクロウは、別々に飛んだ。
その頃、ウンディーネ達は・・・。
メ:お姉ちゃん!!こっち!こっち!!
ケ:早くーっ!!
ウ:先に行って!!
ウンディーネは、大量の兵士と戦っていた。
ウ:マリン・エクス!!
ウンディーネは、両手を前に出すと、大洪水を起こした。
ウ:はぁはぁはぁ・・・。
大勢の相手に魔力を使いすぎて、体力も限界だ。
メ:お姉ちゃん!!早く!!
ケ:早く!!早くーっ!!
ウ:ううう・・・。
ウンディーネの様子がおかしい。
ウ:う・・・。
ウンディーネは、その場で膝をついた。そうとう、堪えてるようだ。
メ:仕方ない、ケル!!あれ使おうよ!!
ケ:うんっ!!
すると、二人が手をつなぎ目を目を閉じた。
メ:「水竜よ・・・、我が言葉を聞くがいい・・・。」
ケ:「水神ウンディーネに力を・・・。」
ウンディーネの体が水色に輝いた。
ウ:我を召喚したのは汝らか・・・?
メ:そう!!そいつらを蹴散らして!!
ケ:やっちゃってー!!
どうやら、ウンディーネの体に水竜を憑依させたようだ。
ウ:愚かな者達よ・・・。ウェーブ・エッジ!!
水竜は、マリン・エクスとは比べ物にならないほどの大洪水を起こした。
ウ:弱き者よ・・・。
兵士は、いなくなった。流されたようだ。
ウ:ううう・・・。頭が痛い・・・。今まで何があったの・・・?
ウンディーネの体から、水竜は出て行ったようだ。
メ:水竜を召喚したの。
ケ:それで、お姉ちゃんに憑依させたの。
ウ:でも、結構効いた・・・。
ウンディーネは、体力がもう無い。メルは、この状態で戦うのは危険だと悟った。
そうこうしている間に、エレベータに乗り込み「2階管理室」についた。
ウ:これが電波機ね。よーし・・・。ソルト・カノッソ・・・。
ウンディーネは、電波機に大量の海水をかけた。もちろん、電波機は一瞬で壊れてしまった。
ウ:これでよしっと・・・。少し、眠たくなってきちゃった・・・。
ウンディーネは、眠ってしまった。
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