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見つけたポケモン 66匹
おまけ
その84 「予告じゃないよ、今回は」
『3月5日 時刻18:30 ポケモンリーグ出場者宿泊ホテル:ロビー』
ユウキ 「いやぁ…終わった終わった!」
ようやく、2日目のプログラムも終了した。
次の相手はアスカちゃんか…まぁ、なんとかなるか。
ユウキ (しかし、最後のあの乱入…なんだったんだ?)
突然、クロバットとゲンガーがフィールドに乱入した。
観客席から突然現われたと周囲の観客は証言しているけど、トレーナーが回収にはこなかったようだ。
ただ単にバトルに興奮して、乱入してしまったポケモンだったのだろうか?
少なくともあの2匹、ポケモンリーグ本戦に参加しても通用しそうなポケモンたちだったが…。
ユウキ (もし故意にイヴさん、もしくはリフィーネさんが襲われたとしたら?)
あるいは両方か。
かったるい…な、まぁ故意ではないと思うけど…。
アスナ 「せ〜んせい! 準決勝出場おめでと!」
ユウキ 「! ようアスナ…ジムリーダー選考会、調子はどうだ?」
アスナ 「あっはっは、フウちゃんランちゃんに勝ったけど、ミクリさんに負けちゃった」
ユウキ 「1勝4敗?」
アスナ 「あはは…うん、やっぱり勝てないよ」
ユウキ 「まぁ、頑張れ」
アスナ 「それはそうと話題になっているよ…これ」
ユウキ 「あん…また新聞か」
俺はアスナが持ってきた新聞を見てみる。
『突然の乱入者!? あれは一体なんだったのか!?』
ユウキ 「ああ…あの乱入か」
アスナ 「一体何があったの?」
ユウキ 「俺だってよくわからん、まぁ誰も怪我も無かったから良かったけどな」
しかし、やっぱり新聞にも載るか。
まぁ、衝撃的だったからな。
ポケモンリーグにおいて、バトルに興奮しすぎて乱入するという事態はこれまで無かったわけではない。
しかし、今回はそれよりもそれをあっさり撃退したイヴさんの圧倒的強さが目立ったからな…。
なんせ、リフィーネさんすら練習に利用していたくらいだ。
ああ…怖い怖い。
ハルカ 「やっほー♪ 3回戦出場おめどと、ユウキ君♪」
ユウキ 「ん…」
アカネ 「おめでっとさ〜ん♪ ユウキ〜♪」
ユウキ 「……」
アカネ 「うわ…明らかに嫌そうな顔…そんなにウチが嫌いか!?」
ユウキ 「貴様、昨日何をしたのか忘れたのか?」
アカネ 「それはそれ、これはこれや」
ユウキ 「ごまかすな! 貴様と絡むとろくなことがない!」
アスナ 「あ、あはは…ところで明日は休日になっているよね? 予定はある?」
ユウキ 「明日?」
一応大会3日は休みとなっている。
なんせ、4日目は一気に3戦することになるからな。
そういうわけで明日は休日なのだ。
ユウキ 「特に予定はない、まぁ1日ゆっくり眠るさ」
アスナ 「あ、そうなんだ」
ユウキ 「なんか、誘いでもあるのか?」
アスナ 「あ、うん…できれば特訓してほしいな〜って」
ユウキ 「俺が?」
アスナ 「うん」
俺は少し考えてみる。
明日本戦だが、アスナの特訓くらいならやってもいいかもしれない。
しかし…。
ユウキ 「…俺より適任者がいるぞ」
アスナ 「え?」
ユウキ 「丁度そこに」
俺はそう言って一人の女を指した。
アカネ 「え? ウチ?」
ユウキ 「そいつは曲がりなりにもコガネジム、ジムリーダーだ、俺より多分適任だ」
アスナ 「え…でも…」
ユウキ 「アスナと違って、結構ジムリーダーとしてはベテランだぞ、遠慮なく力を貸してもらえ」
ハルカ 「あ、だったらあたしも手伝おうか?」
ユウキ 「それがいいだろう、手伝ってもらえよ」
アスナ 「う、うん…」
ユウキ 「と、いうわけで俺は晩飯を食いに行く!」
俺はそう言ってその場を離れる。
アカネ 「あ、待ってぇな〜! ウチも行く〜!」
ハルカ 「あたしも〜!」
ユウキ (かったる…)
おまけその84 「予告じゃないよ、今回は」 完
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