beatmaniaUDX The ANOTHER Story
10th STAGE ANOTHER 『猫』
ロボエリ 「がしょんがしょん♪」
クロロ 「にゃあ〜」
エリカはクロロを撫でながら、楽しんでいた。
そして、一方セリカは…。
セリカ 「ふみぃ!? ふーーーー!!」
毛を逆立てて威嚇する。
どうやら、クロロがよっぽど嫌いらしい。
リュウ 「どうした、セリカ?」
セリカ 「ふみふみっ!」
セリカは涙目で、俺に擦り寄る。
ロボエリ 「がしょがしょ☆」
クロロ 「みぃ…」
エリカはなおも撫でつづける。
クロロも気持ちよさそうだった。
セリカ 「ふみゅぅ…」
セリカは怯えきって丸まっていた。
リュウ 「どうしたセリカ! Stand and Fight!!(立って、そして闘いなさい!!)」
セリカ 「ふみゅみゅ!」
ダメだ…セリカは戦闘意欲を失っている。
これは訓練で治る物ではなさそうだ…。
ロボエリ 「ぴーががが♪」
クロロ 「にゃあ…」
ナイア (ふっ…弱点ね)
トラン 「……何かが違うような」
ダルマ 「(って言うか…セリカさんも猫に見えなくもないよな)」
俺は小声でそう呟く。
ツガル (でも猫は北○神拳なんて使わないと思う…)
リリス (黒猫は、魔女っ娘の必須アイテムですから…)
それぞれ…思い想いであった。
…To be continued