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beatmaniaUDX The ANOTHER Story


14th STAGE ANOTHER 『狂える暴凶星』

茶倉 「…ハンッ」

セリカ 「ふみゅみゅんっ!!」

いつも通り、ふたりが争う。
因果は俺のようだ。

セリカ 「…貴様〜いい加減にしろ!!」

いつのまにかセリカが本気モードになっている。

茶倉 「ほぉ…貴様の闘気(オーラ)が見える。そこまで体得したか」

セリカ 「貴様は己の天さえ握ることはない!!」

茶倉 「よかろう! 望み通り相手をしてやるわ!!」

そして、戦いは始まる!!

セリカ 「あーたたたたたたあぁっ!!」

茶倉 「おおおおおおおりゃあああああああっ!!」

セリカ 「馬上の不利を知れ!! ○斗! 七死騎兵斬!!」

ガキィンッ!!

セリカの技が炸裂する。
そして、茶倉の頬が切れる。

茶倉 「おのれ〜、よくも私の顔に傷を…」

セリカ 「そんな駄馬の上では私には勝てないわ…降りてきなさい」

茶倉 「ふっ…まだわかっておらんようだな」

セリカ 「!? ぐああああああっ!?」

突然、セリカの胸部が陥没する。

茶倉 「わかったか? 貴様の腕ではまだ無理だ」

セリカ 「ぐぅ…例え99%勝てぬとしても、1%あれば戦うのが○斗神拳の宿命!!」

ナイア 「いや…お前にはその1%も残ってはいない」

私が仲裁に入る。
セリカは驚いた顔で。

茶倉 「ふっ…見抜いておるわ」

セリカ 「何故…?」

ナイア 「セリカ…あなたにあの娘が殺せる?」

私はトランを指差し、そう問う。

トラン 「!?」

ナイア 「もし…殺せるのならあなた茶倉にも勝てよう」
ナイア 「あなたと茶倉とでは非常さが違う!」

茶倉 「ふっ、知っておったか…」

セリカ 「…く」

リュウ 「セリカ…」

茶倉 「ふっふっふ…」

茶倉は笑いながらセリカの元に歩く。

茶倉 「リュウ…私を愛していると、言ってみろ?」

リュウ 「!?」

茶倉 「ほう…それ程言いたくないのか?」

セリカ 「ぐああああああああ!! リュウーーーー!!!」

リュウ 「!?」

茶倉はセリカの胸に7つの傷をつける。
リュウはそれに耐えられなかった。

茶倉 「はっはっは! 行くぞ!!」

茶倉はリュウの言葉を聞いて歩いていく。
セリカは動くこともできずに、地に倒れる。

セリカ 「リュウ…リュウーーーー!!! リュウーーーーー!!!」

その日…セリカは執念を覚える事となった。

…To be continued

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