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FC学園



第3話 『FC学園体育祭!』




6月ですね。
今年は雨があまり降らず、各地で節水、断水が行われています。
今年の水不足は心配ですが、年々温暖化により日本は亜熱帯気候に近づいているそうです。
このままいくと、タイやインドネシアのように夕方に雨が降るという…いわゆるスコールに見舞われそうです。
さて、そんな現実話はそこまでにして、今回のFC学園は?
今回は6月ということもあってリンクたちは体育祭です。
地域によって体育祭の行われる月が秋になることもありますが、あなたの体育祭はいつですか?
FC学園の体育祭は、今始まろうしています。





ワイワイガヤガヤ!

リンク 「…体育祭か」

現在、FC学園では体育祭が行われていた。
まずは、校長の挨拶、そして生徒宣誓も行い、準備体操も行われた。
そして、いよいよ最初の競技が行われていようとしていた。

ちなみに私たち1年C組は黄色組。
今回の体育祭は4つの組に分かれて得点を競う。
A組は赤、B組は青、C組が黄色、そしてD組が緑となっている。

智樹 「まずは100メートル走だな」

リンク 「100メートルって誰が走るの?」

成明 「蛍だ、まぁあいつに勝てるやつは一年には存在しないだろう」

智樹 「ちなみに成明は何に出るんだ?」

成明 「ん? 最後の団体リレーだが?」

リンク 「神宮司君って足速いの?」

成明 「まぁまぁだな」

智樹 「で、俺とリンクちゃんはまぁ騎馬戦なわけで…」

リンク 「……」

そう、何の因果か私は騎馬戦のC組1年の騎手になってしまった。
つまり、唐沢君を踏み台にしないといけないわけで。

成明 「ちなみに俺と霧島嬢もいることを忘れるなよ?」

智樹 「おお、そうだったな」

この学校の騎馬戦はちょっと特殊だ。
なんと一学年から2組騎馬が出る。
つまり騎馬戦で戦うのは6騎手×4で計24騎手。
そんなに多くはない。

蛍 「みんな、ただいま」

リンク 「あ、お帰り霧島さん」

智樹 「お帰り蛍、で、結果は?」

蛍 「うん、一位」

成明 「うむ、さすがは霧島嬢、これでスタートダッシュはわれわれC組が有利だな」

とりあえず、霧島さんのおかげで序盤は一位。
しかし、この先中盤戦でC組は苦境に立たされ、3位に落ちることになる。
とりあえず、当面の種目は騎馬戦…これに勝てなければC組優勝は難しいだろう。



…………。
………。
……。



ユウキ 『まもなく、騎馬戦を行います、参加者は南側通り門に集合してください』

リンク 「……」

放送部の部長、ユウキ君の放送が聞こえる。
午前の種目もいよいよもってほとんど終わろうとしている今、いよいよ私たちの出番が回ってきようとしていた。

イヴ 「C組、一年、二年、三年集合!」

2年C組担当のイヴさんが参加者を集合させる。
こうやってみると結構色んな人いるんだ…。

ハルカ 「ふ〜ん…」

ユウ 「これで負けたら優勝は無しだな…」

レイラ 「……」

ネイ 「ところで、レイラ、本当に下で大丈夫?」

レイラ 「…大丈夫」

なにが、大丈夫かというとペアのひとつ、ネイ&レイラだった。
普通は男子が下、女子が上なんだけど、竜族たるレイラさんはまったく下でも問題ないようだった。
その気になったらネイさん100人くらい持ち上げかけない。
恐るべきパワーの持ち主だ。

リンク 「あの、智樹さん、よろしくお願いします」

智樹 まぁ、リンクひとりくらいなら何とかなるだろう」

私のパートナーは智樹さん。
一応神宮司君と蛍さんのペアも一緒に戦うことになる。

ユウ よっ、リンクちゃん! まぁ、よろしくな」

リンク 「はい」

智樹 「じゃ、入場みたいだな…」

私たちはいよいよ始まる騎馬戦に、グラウンドに入場する。

ウォーズ 『さぁ、いよいよ午前のメインイベント、騎馬戦が始まろうとしています!』
ウォーズ 『実況は私、イベント部部長ウォーズ・ロムが務めさせてもらいます!』
ウォーズ 『そして、解説は今回特別に本学園にお越しいただいた…』

ダイナマイツ 『私、ミスター・ダイナマイツがお送りします!』


ユウ 「騎馬戦ごときに実況と解説いれるのかよ…?」

リンク 「……」

私たち高等部C組練合は北側から周りを見る。
真正面、南側にA組練合、西にB組連合、東はD組練合となっている。
それぞれ、各学年から4騎出場となるので各組12騎出場となる。
とはいえ、そんなにFC学園にはキャラがいないので実際に出てくるのはメインキャラだけなのは勘弁。

ウォーズ 『では、まず注目の騎馬をA組から紹介しましょう!』
ウォーズ 『まずは一年! ロア&アンスの擬人化コンビ! サメハダー種の突進力は脅威だ! さらにアンス氏はラティアス』
ウォーズ 『どんな戦いを繰り広げるのか注目が集まります!』

ロア 「めんどくせぇな…さっさと終わらせるか」

アンス 「あんまり揺らさないでよ? あなたの肌痛いから…」

ウォーズ 『つづいて、2年水瀬零&ミルクレアのコンビ!』
ウォーズ 『両者類稀なる身体能力をもつゆえ、今回一番の注目だ!』

ミル 「よーし、目指すは優勝!」

零 「……」

ウォーズ 『そして、三年! ケイン&舞とレオン&白姫だ!』
ウォーズ 「種族を超えたタッグ! 3年としてのちからをどこまで発揮するのか!?」

ケイン 「……」

舞 「……」

雪野 「あの二人…無口ね」

レオン 「片方はわかりますけど…もう片方は特にコメントがないだけじゃ…?」

ウォーズ 「つづいてB組、一年の注目は…!」



リンク (いろんな人がいるな…)

私は実況の言葉に耳を傾けながらまわりの人たちを見渡す。
ここでまけたらC組の優勝は難しくなる…それほど状況は芳しくない。
とりあえず、今は目の前のことに集中しよう。

ウォーズ 『さぁ、いよいよ決戦です!』

智樹 「いくぜ? リンク?」

リンク 「うん」

私は智樹さんの背中に乗る。
そして、騎馬戦に参加する全員が中央へと走り出した。

ウォーズ 『さぁ! ついに始まった騎馬戦!先陣を切ったのはまずはA組のロア&アンス!』

ロア 「おらおらっ! きやがれ片っ端から潰してやるぜ!!」

アンス 「きゃ! ちょっと! 少しはスピードを抑えて!」

ロア 「うるせぇ! こういうのは勢いが大事なんだよ!」

まず一番最初に真ん中を陣取ったのはロア君とアンスちゃんだった。

アスカ 「とりゃあっ!!」

ロア 「!? ふっ!!」

ウォーズ 『おおっと! 早速手を出したのはB組のジョグ&アスカ!」』

アンス 「きゃっ! と…もらいっ!」

アスカ 「あ!? しまった!」

ウォーズ 『ロア選手、逃げるどころかダッキングして相手の懐に入る! そこへすかさずアンス選手、アスカ選手のハチマキを奪ったー!』

智樹 「俺たちゃ、外周回って漁夫の利だ」

リンク 「いいのそれで?」

智樹 「人外相手に真正面から挑めるかって…」

そう言って智樹さんはグラウンドの外周を周って漁夫の利を狙う。

レオン 「白姫さん!」

白姫 「遅いっ!!」

ウォーズ 「さらにレオン&白姫2騎同時撃破ー! これでA組3騎撃破だー!」

智樹 「おーおー、強い強い」

智樹さんはそんな呑気なことを言いながら私を背負いながら安全圏内を周っていた。

成明 「おい、智樹、いつまで漁夫の利を狙っているんだ?」

智樹 「火の粉が降りかかってくるまで」

そこへ、同じ学年の神宮寺君が近づいてくる。
案外、神宮寺君もゆっくりやってるなぁ…。

智樹 「お前はこんなところで油売って何しているんだ?」

成明 「ふっ、無駄な危険は冒す気は無いんでな」

智樹 「ちがいない」

成明 「だが、あまりA組に調子づかせるのも癪だな…援護にでも行くか」

神宮寺君はそう言うと蛍さんを背負いながら再び中央の戦場に向かう。

ハルカ 「ユウ! 行くわよ!」

ユウ 「無茶するなよ!?」

ハルカ 「ユウがしっかりしていれば…問題ないわよ!」

ひとつ学年上のハルカさんとユウさん、そろそろ仕掛ける気のようだった。

ロア 「いくぞー!」

ハルカ 「はあぁっ!」

アンス 「え…!?」

ウォーズ 『なんとぉー!? ハルカ選手、ユウ選手を台にして飛んだ、そのままムーンサルトでアンス選手のタスキを鮮やかに奪ったぞー!!』

ユウ 「たく! よっと!!」

ウォーズ 『そしてタイミングバッチリにユウ選手ハルカ選手の降下地点に走りこむ! そのままハルカ選手ユウ選手の背中に降り立った!』
ウォーズ 『今の動きどう思いますかダイナマイツさん!?』

ダイナマイツ 『そうですな、まさしく人間の身体能力の限界を見た感じでしょうか?』
ダイナマイツ 『走りこむユウ選手の背中はとても安定しているとは言えません』
ダイナマイツ 『その台座を使って2メートルは軽く飛んでムーンサルト…足のバネ、筋力、柔軟性どれをとっても完璧と言えるでしょう』

ウォーズ 『成る程! ハルカ選手とユウ選手さっそくA組の主力の撃破に成功!』

成明 「やれやれ、派手なことだ…まぁ我々にはあんな技術は無い、我々のできることをするぞ霧島嬢よ?」

蛍 「う、うん!」

裕一 「おし、行くぞ! 名雪!」

名雪 「うん、頑張るよ〜」

ウォーズ 『Aクラス、水瀬一家、神宮寺&霧島コンビに迫る!』

裕一 (俺は相沢だっつーの!)

名雪 「いっくよ〜?」

水瀬先輩はのんびりした口調だがわりと素早い動きで蛍さんに襲い掛かる。

蛍 「わっ! わわっ!?」

名雪 「あれ? あれあれ? よっ! やっ!」

裕一 「おいっ! なにやってんだよ名雪!」


名雪 「う〜…取れない…」

しかし、蛍さんは神業のような動きで水瀬先輩の伸びた手をことごとく回避している。
まさに鉄壁の防御…。

成明 「ふっ、当たらなければどうということはない!」

名雪 「う〜う〜!」

ウォーズ 『霧島選手、すごいぞー! 防戦一方だがまるで触れられない! ここまでの回避はまるで空を舞う羽のようか!?』

ハルカ 「はい! もらいー!」

名雪 「え?」

裕一 「あっ!?」

そこへ後ろから奇襲をかけるハルカさんたち、蛍さんに気を取られている間に思いっきり真後ろからハルカさんが水瀬先輩のハチマキを奪う。

ウォーズ 『ハルカ&ユウコンビ、早速2人目撃破! どこまで快進撃を続けるか!?』
ウォーズ 『一度も触れさせなかった霧島選手もすごいぞ!』


成明 「よし、この調子で撹乱するぞ」

蛍 「つまり矢表?」

成明 「お前の動体視力なら造作も無いだろう」

蛍 「囲まれたら無理だよ〜!」

成明 「ハルカ嬢のように飛べ」

蛍 「む、無理だよ〜!」

成明 「と、そうこうしているうちに周り3にんに囲まれたぞ!?」

蛍 「わっ! わわっ!?」

リンク 「あ、神宮寺さんたち大変だよ?」

智樹 「あいつらは勝手に切り抜けるって…大丈夫大丈夫…て」

智樹君は気楽にそう言いながら外周を回る。
しかし…。

リーナ 「悪いな〜、そろそろウチもポイント稼がないかんし、コソコソ逃げ回っとるアンタら…やらせてもらうで!」

なんと、いい加減私たちも狙われてしまう。
相手は一年B組のリーナさん(チェイ)。
原作ではすでにバシャーモなっているけどこっちではまだワカシャモだ。
下の男子は名も無いエキストラのようだった。

智樹 「やれやれ…ちょいっと厄介だな…」

リンク 「……」

リーナ 「そらーっ! 突撃ーっ! 悪いけどここでリタイアしてもらうでー!」

リーナさんは私のハチマキめがけて右手が伸びてきた。
智樹さんは少し屈み、私はリーナさんの右手をパーリングすると同時に、左手を封じる。

リーナ 「!?」

智樹 「馬上の不利を知りな…」

リンク 「貰います!」

私はがら空きのリーナさんのハチマキをさっと奪い、その場から離脱した。

リーナ 「嘘やろ〜…」

ウォーズ 『おおーっと! 外周でもバトルは展開されたぞ!?』
ウォーズ 『リーナ選手の攻撃を凌いで打ち勝ったのは1年C組のリンク&智樹だ!』

ユウキ 「かったる…とはいえC組にミリタリーバランスが崩れすぎだな…」

ペル 「……」

ユウキ 「しょうがない…かったるいが…行くか、ペル」

ペル 「……」(コクリ)

ウォーズ 『ん? おおーっと! ここまでずっと沈黙を守っていた1年A組のユウキ&ペルもついに動き出したぞー!』
ウォーズ 『戦況は既に半分以上が脱落し後半戦に突入している! 状況はC組有利だ! その勢いをストップできるのか!?』

ユウキ 「まずは…先輩から御退場願おうか!」

ハルカ 「!? 来るわよ、ユウ!」

ユウ 「わかっている!」

ウォーズ 『ユウキ選手、2年C組のハルカ&ユウ選手に一直線、他は無視だー! 先輩の意地を見せるか!? それとも下克上か!?』

ユウキ 「騎馬戦ってのは小さな戦争だ、力だけじゃ押し切れない、押して退いて、上手くやるのがポイントだ」

ハルカ 「なにをっ!?」

ハルカさんは高速で迫り来るユウキさんたちペアにカウンターの要領で手刀が伸びる。
当然狙いはペル選手のハチマキなんだけど…。

ペル 「ふふふ…」

ビシィッ!

ウォーズ 『おおーっと! ハルカ選手の手刀、ペル選手のほほを掠めたーっ! 大丈夫かーっ!?』

ハルカ (はずしたっ!? この私が!?)

ユウキ (お前のリズムはすでに前半戦の10分で読んでんだよ…ペルならあとは実行できる)
ユウキ 「だが、真の目的はちょっとちがうけどな…」

ウォーズ 『んっ!? なんだーっ!? ユウキ選手ハルカ選手を無視して、そのまま走り去るぞ!?』

白姫 「悪いわねっ! ユウキ君!」

レオン 「白姫さん!」

ハルカ 「不意打ち!? くっ!!」

ユウ 「うおっ!?」

リンク 「まずいっ!」

なんとユウキさんは単なる陽動だった。
その隙に後ろから白姫先輩たちがハルカさんたちに強襲する。

ハルカ 「ただでやらせないわよ!!」

白姫 「!?」

ウォーズ 『おおーっと! なんとハルカ選手根性で白姫選手道連れだーっ!』

ダイナマイツ 『たいしたものですね、ユウ選手、転びましたよ…それでもハチマキを取りにいった…すごいファイティングスピリットです』

ウォーズ 『さぁ、ここで主力を互い1つづつ失ったぞーこれからどうなるー!?』

リンク 「多分…ユウキさんたち、こっち来るよ」

智樹 「まじかよ…洒落なんねぇな…」

私はなんとなくそう思った。
どういう順序でくるかはわからないがいつかくる…。

ユウキ 「さて…じゃ、今度こそ攻勢にでようか!」

ペル 「……」

蛍 「ああっ! こ、こっちキター!!」

成明 「落ち着け霧島嬢よ」
成明 「こういう時は当たって砕けろだ」

蛍 「解決になってないーっ!!」

ユウキ 「かったる…」

ペル 「……」

智樹 「まずいな…南無阿弥陀仏…」

リンク 「浄土宗なんですか?」

智樹 「突っ込みどころが違うんだが…」



ユウキ 「上のやつは異様に素早いから気をつけろ」

ペル 「……」(コクリ)

蛍 「わっわわっ!」

成明 (ちっ、霧島嬢がこの状態では無理か…)

ウォーズ 『おーっと! 神宮寺ペア早速逃げ出したー!』

ユウキ 「去る者追わずとは言うが…まぁ、やるだけやるか」

ユウキさんは逃げる神宮寺さんをある程度の速度で追いかける。
神宮寺さんは気づいていると思うけど、ユウキさん…追いかけながら神宮寺さんを誘導している…。
このままじゃ神宮寺さん、掴まっちゃう…。

成明 (ち…しかたあるまい…人身御供だ)

智樹 「ん? げ…あいつまさかっ!?」

成明 「悪いな…あとは頼む」

智樹 「嘘だろっ!?」

なんと、神宮寺さんはこっちの横を足早に走り去ってしまう。
当然のようにユウキさんたちはこっちに接近。

ユウキ 「まぁ、悪いな…主人公君!」

智樹 「あんたも主人公だーっ!!」

リンク 「…!」

ユウキ 「ペル…頼むぜ」

ペル 「……」

智樹 「わりぃ…リンク!」

リンク 「え?」

突然、智樹君はそう言ってその場で棒立ちになる。
それは諦めということですか?

ペル 「!」

リンク 「く…!」

私はせめてもの抵抗をする。
リーナさんの時と同じように伸びた手を弾いて、カウンターを狙う。

ペル 「あなたは…弱い」

リンク 「!?」

しかし、ペルさん、可愛い容姿とは裏腹に強引手を潜り込ませてきた。

リンク (違う…! ユウキさんも強引に懐に入ってきている!)

私はそのままペルさんにハチマキを奪われてしまった。
手の力だけじゃない…!?

リンク 「けど…せめて!」

私は相打ちに狙いでペルさんのハチマキを狙う。

ペル 「だから…弱い」

リンク 「!?」

ペル選手は振り向くことなく私のせめてのもの抵抗をかいくぐってしまう…。

リンク (ああ…やっぱりだめか…)

結局…このままA組は順々撃破していき、騎馬戦で一位をとる。
これでC組の1位は…なくなったかな…。



…………。



…結局、一位になったのはA組だった。
私たちC組は3位で終わった。


リンク 「初めての体育祭は終わりか…」

負けてしまったものは仕方がない。
しかし、やっぱり悔しいな…。

智樹 「おおーい、リンク!」
智樹 「体育祭終わったら後片付けだぞー!」

リンク 「…うん」

私の体育祭は終わった…。

智樹 「次は期末テストだな」

リンク 「うぐ…」



…To be continued




キャラクター紹介


キャラクター名:ユウキ

登場作品:ポケットモンスター サファイア編

性別:男性

身長:162センチ

体重:48

学年:高等部1年 Aクラス

能力:力4 素早さ5 賢さ10 根性4 感性7(10段階)

ポケサファの主人公。
作品当初は普通の少年のような反応も多く見られる。
しかし、少年の心にはずっと裏があった。
ツツジ、トウキ、テッセン、アスナとジムリーダーとのバトルもこなし、トレーナーとしても成長する。
しかし、センリ戦を迎えるまで少年の心はまだ闇に包まれたままだった。
だがセンリ戦を終えることで少年はようやく前を向くこととなる。
だが、それは同時にザンジークやキメナというこの世の者ではない者とも向かい合う結果となる。
ヒワマキシティではナギと運命的な出会いを果たし、互い惹かれることとなったが、ユウキはナギを愛すると同時にヒワマキを発つこととなる。
その後アクア団との戦いも過ぎ、ルネにてカイオーガと決戦を行う。
その後、全てのジムを巡り、彼はポケモンリーグの舞台、サイユウシティにたどり着くのだった。
作中ではどこか常人とは違う、異質な雰囲気を持つ近寄りがたい少年。
なにごともまず客観的に見て、善悪を区別しない。
しかし、ポケモンに対する愛情と、思いやる優しさも持つ。
ちなみに超天才で中学の時点で大学までの科目を全て修めている。
口癖は『かったる』。








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