Ｋ-Ｏ　パニック ＋ＡＭ♪　 第１６話

晴香　「…ねえ郁美。最近面白いことあった？」

突然晴香がそう尋ねてくる。

郁美　「面白いことって…特にはないわね」

由依　「あっ、今度新しいゲームが入ってたんですよ！」

晴香　「あたしはパス」

郁美　「じゃあ、あたしも…」

葉子　「…面白そうですね」

由依　「うう…葉子さんだけはわかってくれてます〜…」

由依はそう言って葉子さんに泣きつく…。
どうせ嘘泣きだろうけど…。

郁美　「ところで、葉子さん髪型変えたんですね…」

葉子　「ええ…昔の頃の髪型に戻してみたのですが…変ですか？」

郁美　「ううん、全然！　凄く綺麗だよ」

晴香　「葉子さんは、綺麗な髪だから、特に綺麗に見えるよね〜…」

由依　「そうですよね〜」

晴香　「まぁ、由依とは違うわよね」

由依　「う…」

郁美　「私も髪型変えようかな…」

晴香　「対抗しても無駄だと思うけど…」

郁美　「それどう言う意味よ…」

由依　「じゃあ、私も変えようかな…」

晴香　「あんたは貧乳だから無理よ…」

由依　「胸と髪型で、どう言う関係があるんですか！？」

晴香　「だって…ねぇ？」

郁美　「……（汗）」

葉子　「…くすっ」

由依　「うう〜…葉子さんまで笑うんですか〜？」

葉子　「ごめんなさい…そう言うつもりでは…」

晴香　「葉子さん…あまり甘やかしちゃダメよ？」

由依　「私は子供じゃないですよ！」

晴香　「あんた貧乳だから子供よ…」

由依　「ちょっとは大きくなりました！」

晴香　「大きくなっても、あんたは貧乳のままよ」

郁美　「どうでもいいけど、これからどうするのよ…？」

ただ、こんな風に漫才しながら歩いててもね…。

由依　「ゲームセンターに行きましょうよ」

葉子　「お供します…」

郁美　「しょうがないわね…じゃ、そうしましょ」

晴香　「はぁ…まっ、いいか…」

こうして、私たちはゲームセンターに向かうことになった…。

…To be continued

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