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UNIT


OPERATION Ten 『力』




『ハッテン第13東A地区 機械化混合陸軍基地ー司令室ー』


女 「もうすぐサナリィがここに来ますね…」

将軍 「当然でしょう…サナリィは現在ハッテン残党と手を組み、次々と攻略しています」

女 「統治者のアストラがいないとあっけないものですね…」

将軍 「そのためにあなたをわざわざヨーロッパ方面よりお呼びしたのでしょう、マリーナ殿!」

マリーナ 「ふふ…そうですね」

マリーナと呼ばれる女性はまるで天使のような微笑を見せる。
その姿はとても軍人のようではなかった。
容姿も華奢なようで細い体と色白い肌が特徴的だった。
特徴的と言えば、目も細くたれ目で特徴と言えるだろう。
髪は長く、腰まで伸びていたが、白いリボンで腰の辺りで髪を止めていた。
よく言う美人…それがこの女性マリーナ・ヴェーヌ・トリフだった。




…………
………
……




ガンズ 「オーライオーライ!」

ギィィ…ガション!

あれから幾つかの攻略戦を繰り返し、フリーダムは奪還した基地に停泊していた。
そこでサナリィはある一機のユニットとパイロットを搬入していた。
機体は黄色やら青やらの派手なカラーの上、やらに重装甲の重ユニットだった。

プシュゥゥ…

ガルム 「ふぅ…」

重ユニットのコックピットは鈍い音を立てて開く。
中から出てきたのはガルム・グレイドハッテン陸軍中佐だった。
そう、この日搬入されたのはガルムとその愛機『ハードクラッシュ』だった。

クレス 「最後なんだ…首都の攻略に回ればいいでしょうに」

ガルム 「…ふ、私も出来ればそうしたいが、必要なさそうなんでな」

ガルムはユニットから下りると苦笑しながらそう言った。
たしかに首都の方は全く問題ないだろうな…なんせ、ハッテンの全ての人間が向かうのだから。

ガルム 「それに、本日よりこの部隊に置かれることになった」
ガルム 「とりあえず、サナリィに所属ということになる、よろしく頼む」

クレス 「そうですか、よろしく頼みます」

ガンズ 「これ、いじってもいいんだよな?」

ガルム 「ん? ああ…構わないが?」

ガンズ 「おっしゃ!」

ガンズは興味津々にガルムに聞くとガルムはOKを出す。
ガンズは嬉しそうだった。

ガルム 「一体なんなんだ?」

クレス 「…初めて扱う機体に興味津々なんだろう…」

ガンズ 「いや、だってナイトメアはクレスがほとんどいじらせてくれないし…」

クレス 「足と腕だけは良いがそれ以外はお願いだから止めてくれ…」

ガルム 「クレス殿は自分機体の整備を行うのですか?」

クレス 「ええ、あの機体は自分の作った機体ですから」

そう、ナイトメアは俺がハッテンに潜入した時、自分用に開発した機体だ。
それゆえにさすがに内部の者でも秘密にしてある。
あまり下手ないじり方をされても困るからな…。

ガンズ 「すげぇよな…これ、クレスが設計して開発したってんだから…」

ガルム 「そういえば、ハッテンに身を置いていた時は開発部の主席でしたな」

クレス 「ええ…自分は機械工学は自信ありますから」

こう見えてもエグザイルの基礎の6割を作ったのは俺だ。
残り四割は他の統治者のお陰だ。
お陰で大体のエグザイル軍使用の機体は把握できている。
もっとも俺のデータはほとんど役にたっていない。
なぜなら、カルタがいるせいだ。
カルタは電子工学では世界一だ。
実質世界全体を解析し、一度見た機体全てはサナリィのデータバンクに置かれている。
なんでもこのフリーダムに搭載されているコンピュータもカルタが作ったそうだ。
もっとも、2代目だそうだが…。

マリア 「遅い! 何やっているの!?」

クレス 「マリア?」

格納庫に俺たちがいると突然マリアがやってくる。

マリア 「ガルムさんが来たらすぐ作戦会議するから司令室に来てって言ったでしょ!?」

ガルム 「む…そうだったか」

クレス 「…すまない、忘れていた」

マリア 「うもう!」

マリアはプンプンと怒っていた。
俺としたことが…な。

デルタ 「…大佐、らしくないです…」

ガルム 「貴様は…エグザイルの白い翼?」
ガルム 「…サナリィに渡ったというのは本当だったか」

デルタ 「…私はサナリィに着いたんじゃない…アルベルト大佐に着いているんです…」

ガルム 「そうか…、まぁ私も過去にはこだわらないさ…ここにいるということは信頼されている証拠だろう」

デルタ 「……」

しばらく場には陰険な空気が漂うがなんとか事なきを得た。
この先こんないがみ合いが多発するかと思うと頭が痛くなりそうだな…。

マリア 「はいはい! さっさと行くわよ!」

クレス 「マ、マリア!?」

デルタ 「マリアさん…痛い」

マリアは俺とデルタの腕を取ると強引に歩き出す。
あまり、時間が無いのかあの空気がいやなのか…。

クレス 「…マリア、胸が当たっているぞ?」

マリア 「別に良いでしょ? そんな隔てる仲でもなし」

ガルム 「クレス殿とマリア殿はお付き合いされているのですか?」

クレス 「そんなはずは無いが…?」

マリア 「はぁ…そう言ってもらえるだけ嬉しいわ…」

デルタ 「…でも、半分は虚しい…」

マリア 「はぁ…デルタ、それは言わないで…」

デルタ 「…ごめんなさい」

結局そんな話をしながら俺はマリアに抱き着かれるようにして司令室へ向かった。
そう言えばデルタは俺とマリアにだけは心を開くな…。
それだけマリアの心が広いということだろうか?



…………



マリア 「マリア少尉及びガルム中佐及びクレス入ります」

グレッグ 「うむ…ごく…ろう?」

クレス 「……」

ガルム 「……」

グレッグはなにやら固まってしまう。
まぁ、理由はわかっているのだが…。

マリア 「なによ、歯切れ悪いわね」

グレッグ 「いつからデキたんだ…おまえ達?」

クレス 「……」

マリア 「フフフ…それはちょっと違うかもね…」

マリアは俺の腕に手を絡み付けていた。
正直歩きにくかった。

マリア 「ま…気分的に、ね」

そう言ってマリアは腕を放す。
やれやれ、だな…。

グレッグ 「…では、作戦会議を開始する」

マリア 「ハッテンでの最終戦闘ね」

クレス 「エグザイルの拠点は残りふたつ、首都とハッテン第13東A地区機械化混合陸軍基地」

ガルム 「我々は後者なわけか」

グレッグ 「うむ、恐らく首都よりは楽だろうが激戦は必死だ」

クレス 「しかし、首都の方は問題ない…」

マリア 「そりゃ、あの勢いならね…」

あの勢いとは前日のことだった。
前日はいよいよ首都奪還戦ということもあってハッテン軍の士気は異常だった。

グレッグ 「具体的内容はこう、本日18:00第13東A地区機械化混合陸軍基地、2キロ北北東エリアよりフリーダムからユニット隊降下」
グレッグ 「その後、基地内のエグザイル兵を掃討後、占領」
グレッグ 「お前ら、頼むぞ」

マリア 「まぁ、死者が出ないよう最善を尽くすわ」

クレス 「…問題ない、ここでたったひとつになった基地のために多大な戦力の投入はないだろう…」

ガルム 「…以上、兵員達に通達をすればいいのですね?」

グレッグ 「うむ、クレス、マリアは通達を頼む」

マリア 「了解」

クレス 「…了解した」



…………



シュウイチ 「…はぁ、大丈夫大丈夫…」

カルタ 「落ち着いて落ち着いて…シュウイチ」

デルタ 「…大丈夫大丈夫、大丈夫大丈夫」

シュウイチ 「デルタさん感情こもってない…ていうか、一体どこに行っていたんですか?」

デルタ 「…格納庫」

その頃他のメンバーはブリッジにいた。
ブリッジではここ一番の大きな戦いにシュウイチが緊張しきっていた。

マリア 「あ〜、ここにいたのみんな」

カルタ 「あ、マリアさん」

シュウイチ 「会議は?」

マリア 「本日18:00分より作戦開始、後は後で伝えるわ」

カルタ 「午後6時…微妙な時間ですね」

マリア 「上の決定よ」



…………



クレス 「ヘレン…今回も頼むぞ」

ガンズ 「ヘレン? なんだそりゃ?」

俺は整備室にいた。
俺はナイトメアに語りかけているとガンズが現れる。

クレス 「こいつの愛称さ」

ガンズ 「…ナイトメアの?」

クレス 「ああ」

ガンズ 「中身に対して随分可愛らしい名前だな…」

クレス 「……」

俺は何も言わなかった。
確かに可愛らしいだろうな。

クレス 「ヘレン…今回も大丈夫だな…」

ガンズ 「悪夢なのにヘレン…んん?」

ガンズはこれいかにといった顔で頭を抱える。
俺はやはり何も言わなかった。



『午後5時50分フリーダム艦内 格納庫』


クレス 「もうすぐ出撃だ…」

マリア 「まぁ、楽にやればいいでしょ?」

シュウイチ 「気楽過ぎますよ…マリアさん」

ガルム 「ふむ、しかし気負いするよりマシだろう」

ピンポンパンポーン!

カルタ 『間もなく、作戦領域に入ります、ユニット乗りは出撃準備を完了させてください』

マリア 「…だそうね」

クレス 「皆、行くぞ!」

シュウイチ 「はい!」
デルタ 「…了解」

俺たちいつものユニット乗りたちは互いの健闘を祈るとそれぞれの機体に乗る。

チリーン…。

クレス 「?」

今、鈴の音がしたような…?
しかし、身の回りに鈴はない…。
コックピット内にもつけられている様子はない。

クレス 「?」

不可解だ…。
一体何が起こったというのか。

カルタ 『各機、目標地点到達しました。降下してください』

シュウイチ 『では、先陣は僕がきります』

クレス 「ああ」

シュウイチ 「シュウイチ・ミクラ。ピースメーカー出撃します」

そう言ってシュウイチはハッチから降下する。

チリーン。

クレス 「また…?」

マリア 『どうしたの、クレス?』

クレス 「いや、今鈴の音が…」

マリア 『はぁ? 鈴?』

クレス 「なんでもない…出撃だ」

俺はそう言うと、少々遅れたが出撃を開始する。

クレス 「クレス。ナイトメアで行く」
マリア 『マリア・レウス。レフトハンドいっきまーす!』


ゴォォォォ!


クレス 「……」

俺たちは降下を始める。
飛び立ったのは少し離れたところだが、降り立つのは基地内だ。
まだ薄暗い程度で奇襲にはならないがこの微妙な時間…十分警戒の意表をつける。

チリン!

クレス 「またか!?」

またもや、鈴の音がする。
一体なんだと言う!?

ドカァン!!

クレス 「!?」

マリア 『な、何!? 何が起こったの!?』

突然爆発音が響く。
見ると一番最初に降下したシュウイチの機体の右足が炎上している。
馬鹿な!? 狙撃されたのか!?

クレス 「デルタ! シュウイチを回収して艦に戻ってくれ!」

デルタ 『了解!』

狙撃は確認されなかった。
と、いうよりも何が起こったかさっぱりだ。
ただ、検討はつく。

クレス 「まさか…奴が!?」

俺はブースターを噴かせて、一気に基地に降りる。
衝撃が厳しいが、このままでは危険だ。

クレス 「どこだ!?」

チリーン。

クレス 「どこにいる!?」

チリーン。

クレス 「『マリーナ』!!」

チリン!!

クレス 「!? 右!? いや、上か!?」

ドシュウ!

徐々に間隔狭くなる鈴の音。
来ると思った瞬間、上からエネルギー攻撃が飛んでくる。
俺は機体を動かし、その攻撃を何とか避ける。

マリーナ 『ふふ、さすがですね…アルベルトさん』

突然、統治者専用の特別回線が開かれる。
そこからは同じ統治者のマリーナの声が聞こえた。

クレス 「まさか、お前が動くとはな!」

マリーナ 『危険な芽は早めに摘む、上の方針ですよ』
マリーナ 『それに…毒を持って毒を制すというでしょう?』

クレス 「ちぃ…」

マリーナの機体はかなりの特殊機体だ。
まず、見た目が特殊。
上半身は普通より少し細めの白い人型。
しかし、下はまるでホバーとでも言うような足ではない形。
フロートタイプという、地面に接さない機体だ。

マリーナ 『ここまできて戻って来るようにはいいません…倒させていただきます』
マリーナ 『行きなさい! ビット!』

シュンシュン!

クレス 「ちぃ!」

マリーナの機体、『サクリファイス』の背中から複数の小型の自動砲台が飛び出す。
ビットはマリーナのAICS(アクティブイメージコントロールシステム)により自由自在に飛び回る。
ビットの数は8基、それが俺のナイトメアの周りを激しくまわる。

クレス 「…そこ!」

ドシュン! ドォン!

俺は自分の機体の左側を飛んだビットをライフルで撃ち落す。
後、7基!

マリーナ 『ビットだけに構っている暇は無いのでは!?』

クレス 「くうぅ!?」

周りからはビットが襲い掛かり、マリーナ自身も攻撃の手を緩めない。
正直、分が悪いことこの上ない現状だった。

クレス (負け戦か…止むを得まい!)
クレス 「カルタ! 退却命令を出してくれ! 今回はこちらの負けだ!」

カルタ 『え!? か、艦長!?』

グレッグ 『話は聞いてる! しかし、なんとかならないのか!?』

クレス 「ならないからこうして言っている!」

この戦闘、術中八苦こちらに勝ち目はない。
よもや統治者が現れるとはな…。

マリーナ 『お逃げになるのですか…?』

クレス 「……」

俺は何も答えなかった。
向こうにとって挑発の意味は無いだろうが、かかわらない方が良い。
彼女は…マリーナは、常人とは違う。

その後、マリーナにこちらを追撃する様子は無かった。
今、追撃すればサナリィの本体は手痛いダメージを受けるというのに…。



…………
………
……



『−フリーダム艦内 ブリッジ−』


マリア 「ちょっと! 退却命令ってどういうことよ!」

グレッグ 「お、俺に噛み付くな! クレスに言え!」

マリア 「クレス? クレスが命令出したの?」

カルタ 「ええ、クレスさんが急げと」

マリア 「んで、その当の本人はどこかしら?」

カルタ 「帰ってくるなり、ハンガーに行きましたよ」
カルタ 「すごく、難しい顔していましたけど」

マリア 「ハンガー? なんか作る気なわけ?」

グレッグ 「さてな?」



………



ガンズ 「ビット…なぁ?」

クレス 「まともに対峙すれば勝ち目は無い」
クレス 「勝てるとしたら余程の天性のパイロットだ」

俺はハンガーで設計図を開いていた。
マリーナの機体『サクリファイス』は俺の製作ではないから詳細スペックは不明だが、情報は入ってきている。

ガンズ 「こんな小型砲台がねぇ…」

ガンズは俺が持ってきた設計図を見て顔を顰める。
ガンズが見ているのはサクリファイスに搭載されているビットの詳細だった。

クレス 「ビットの全長は1メートル38センチ…効果時間はおよそ1分40秒」
クレス 「2分と持たないが本体に戻ることによりエネルギーを回復する」
クレス 「武器は小型エネルギー砲、出力は低いが、十分な攻撃力を有している」

ガンズ 「んで、ここに着たからには何か考えがあるんだよな?」

クレス 「拡散霧消装置…」

ガンズ 「あん?」

クレス 「歴史で見たことがある、かつて今使用している光子学エネルギー、生成実験の際暴走によりひとつの都市が消えたそうだ」
クレス 「その際、開発されたのが光子力エネルギー拡散霧消装置が開発された」
クレス 「装置はエネルギーの暴走エネルギーを分解し、陽子、電子、紫外線、などに分かれ次第にオーロラを形成したそうだ」
クレス 「装置は成功し無事エネルギーの消失に成功したが、問題として、あらゆるエネルギー兵器が一定期間周辺地域で使用不可になった」
クレス 「結局、その期間的問題は解決できず、その後、エネルギー系兵器は生活から兵器まで主流になったため、この装置は歴史と共に消えた…」

ガンズ 「…たしかに、設計図も残っているし、実現は可能だが…」

ガンズは頭を抱えていた。
当然だろう。
艦のみならず、ユニット部隊のほとんどの機体が敵味方問わず支障をきたすのだから。

クレス 「ビットは恐ろしい兵器だが、たいした実弾兵器は全く搭載できない以上、エネルギーが基本だ」
クレス 「それを止めれば、無意味化する…」

ガンズ 「お前…恐ろしいこと考えるな…」

クレス 「開発…協力してもらうぞ」

ガンズ 「…たく、やってやろうじゃねぇか!」

ガンズはこういう時思い切りが良い。
多少の無茶は思い切りに任せて開発してしまう。

マリア 「おお、いたいた、やっほークレス」

クレス 「マリア?」

マリア 「どう? 何とかなりそうなの?」

クレス 「勝つだけならば…」

マリア 「? なんかアレな感じがするいい方ね」

マリアは何とも微妙な顔をする。
どうやら俺の含みのある言葉に気がいったようだ。

マリア 「勝つだけ…どういうこと?」

クレス 「…つまりだ、今作っているのは、エネルギー系の装置を使用不能にするもので、これを使うとそのあたりに環境被害や…」

マリア 「ごめん…あんまり難しいのは勘弁…」

クレス 「…俺たちに任せておけ、なんとかする」

マリア 「…ごめん、なんか邪魔したみたいね…」

クレス 「…いや」

マリアは何やら落ち込んで帰っていった。
俺は特に気にせず、製作のいい案を考える。

クレス 「完成に二日あればいけるか」

ガンズ 「ちょっと待て! 二日って…いくらなんでも無理だ!」

クレス 「無理じゃない…やってみせる」

ガンズ 「おいおい…大丈夫なのかよ…」

俺は設計図を見て別の図面に線を入れていく。
戦闘で使うならもっと改良が必要だ。
一度、作り直さねばなるまい。

ガンズ 「はぁ…おい! 機材持って来い!」

ガンズは周りの作業員に命令をはじめる。
このハッテンでの最後の戦い、思ったよりきつくなりそうだな…。

俺はこの先のことを見定めながらも図面に線を入れていく。
一本一本が、確実に勝利への線へとなっていく。

クレス (マリーナ…、悪いが俺は勝たせてもらう)






…NEXT OPERATION A GO




Strategy of the following!


マリーナの力を見たクレスたち。
マリーナの力は絶大で、たった一人にサナリィは翻弄された。
しかし、機転を利かしたクレスは、再度攻め入る時の切り札に、ある兵器を作り出した。
そして、再び、マリーナとクレスの戦いが始まる…。
そして、サナリィは新たなる戦いの場へ…。

次回 UNIT

OPERATION Eleven 『悪夢(ナイトメア)と犠牲(サクリファイス)』


クレス 「…生きるか死ぬか…選べ」




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