Menu
BackNext




パ:「一体どこに!?」(タッタッタッ!!)

(バリバリバリ!!)

遺跡から閃光が出てきた。

パ:「あそこだ!!」

ク:「ぐっ・・・!!」

?:「所詮こんなものか・・・。」

金髪の青年がいる。

ク:「貴様・・・!!」(ダッ!!)

?:「エレクトロ・サドゥン!!」

(バチィッ!!)

突然閃光を出して消えた。

ク:「くそっ!!またあの技か!!」

(バチッ!!)

クロウの後ろから、大きな閃光が飛んできた。

ク:「うわっ!!」

?:「避けたようだな。だが次は避けきれるかな・・・?」(バチッバチッ!!)

ク:「何だあれは!?」

青年の目の前に大きな閃光の壁が出来た。

?:「くらえ!!エレクトリック・キッカー!!」(バシッ!!バシッ!!バシッ!!)

閃光を蹴り飛ばし、飛び道具に変えた。

ク:「ぐっ!!」(ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!)

ク:「うああああっ!!」(バチバチバチッ!!)

斬りおとすのが間に合わず閃光の一つが当たった。

?:「お前もこれで終わりだ!!」

ク:「俺を殺す前に名前ぐらい教えろ・・・!!」

?:「ライだ!!死ね!!ライトニング・アレストロ!!」(バチバチバチッ!!)

巨大な閃光を作り出し、発射する技だ。

受けるとひとたまりもない。

ク:「・・・・・!!」

パ:「くらいなーっ!!」(ドカッ!!)

パトラが横から乱入してきて、ライの腹に強烈なジャンプキックを当てた。

ラ:「ぐはっ!!」(ドゴッ!!)

ライは、吹っ飛ばされて壁に当たった。

ラ:「きさま・・・!!心臓は焼け焦げて死んだはずだ!!」

パ:「アタシはそう簡単には死なないのさ!!」(ズキッ!!)

パ:「くっ・・・!!」

ラ:「どうやら無理をしているようだな!!」

ク:「パトラ・・・!!どけ・・・!!そいつは俺がやる・・・!!」

パ:「アタシがやる!!アンタは引っ込んでな!!」

ラ:「今度は死なせてやる!!」(サッ!!)

パトラの胸に手を当てあの時と同じ技をしようとしている。

パ:「同じ手にはのらないよ!!」(ガンッ!!)

体勢を崩し、しゃがんでから片足に体重をかけライの胸元に蹴りを当てた。

ラ:「ごあっ!!」

ライは血を吐いて体勢を崩した。

パ:「アンタ・・・、アタシを怒らせるとどうなるかわかってんのかい?」

パトラが、ゆっくりと片足を頭の上まで上げながら言う。

パ:「ただじゃすまないよ!!」(ドゴォーーーンッ!!)

片足がギロチンのようにライの頭上に落ちた。

ライは、地面に叩きつけられた。

パ:「でなおしてきな!!」(ガシッ!!)

ラ:「蒸発しろ!!」

ライがパトラの片足を掴んだ。

ラ:「エレクトロ・ブラスト!!」

ライの手から閃光が出た。電気の熱で相手を溶かしてしまう技だ。

パ:「うっとうしいねー・・・。仕方ないか・・・。あれを使っちゃお。ゼウス!!」

ゼ:「エレメンタル・ライズ!!」(ゴォーーーーーッ!!)

ゼウスがパトラの体に憑依した。

パトラの周りで風が起き、砂煙が立ち込める。

ク:「何だ!?」

パ:「邪魔。」(ガンッ!!)

砂煙が消え、パトラが出てきた。

姿は、ゼウスと同じになったが額と両腕には光の紋章のタトゥーがある。

足元には、光の紋章の呪縛が写っている。

ラ:「ぐぁ!!」

パ:「力が体中をめぐるっていうのはいい気持ちだねぇー・・・。」

ク:「最終形態か・・・!!」

パ:「エレメンタル・ライズは一定の奴にしか出来ない大技さ。この技を使うとねー、能力値を一気に向上させるのさ。一日一回が限度だけどね。」

ラ:「うわわわわ・・・!!」

ライの様子がおかしい。

パ:「腰が抜けたみたいだねー・・・。」(タッ・・・タッ・・・タッ・・・)

ライに向かってゆっくりと歩いた。

ラ:「く!来るなーっ!!バケモノめーっ!!」(バチィッ!!)

パ:「だいの男が女一人に怯えるなーーーっ!!」(ドカッ!!)

ラ:「ぐあっ!!」(ドサッ!!)

ラ:「覚えていろ!!絶対に殺してやるからなっ!!」(バチバチッ!!)

パ:「返り討ちにしてやるからね!!」

ク:「・・・・・・。」

パトラの裏の姿が垣間見えた。

?:「派手にやっているようだな・・・。」(タン・・・)

全身黒ずくめの青年だ。

ク:「きさま・・・!!何者だ・・・!?」

?:「風使いだ・・・。」

ク:「名前ぐらい教えろ!!」

?:「いいだろう・・・。風使いのジュノだ・・・。覚えておけ・・・。」

パ:「で、アンタが何の用だい?」

?:「少し遺跡内を探っていると幽体化した君の親父さんを見つけた・・・。で、その親父さんは「我が娘よよく聞くがいい・・・。
お前は、我が娘であり光の神であるゼウスの生まれ変わりだ・・・。もともとわしは、ゼウスをクロウの許婚にしようとした・・・。
だが、ゼウスは体がなくなった・・・。だから、代わりにクロウの許婚はパトラ、お前にする・・・。」と言い残して消えた・・・。」

ク:「お、俺の許婚がパトラだと・・・!?」

パ:「へぇ〜。ちょうどいいや。そうするつもりだったし。」

ク:「誰がお前なんかと・・・!!」

パ:「ホントは嬉しいくせに。」

クロウの許婚が急にであるがパトラになってしまった。




Menu
BackNext




inserted by FC2 system