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?:ったく・・・。もう少しでばれるところだった・・・。

ウ:ここどこなの?

?:ここは、アタイ等革命軍の地下基地さ。ん?誰?

ウ:初めまして。私の名前はウンディーネ。

?:うわっ!?何で、アンタここにいるの!?

ウ:だって、そこから・・・。

?:と、とりあえず早く帰りな!!ここの事は、誰にも言うなよなっ!!

ウ:う、うん。わかった。

?:ま、アンタがこの基地を知っちまったってことだから、返すわけにはいかないんだけどね。

ウ:まさか・・・。

?:殺さないって。アンタを仲間にするのさ。じゃ、こっち来な。

女の子は、ウンディーネの背中を押しながら歩かせた。

?:そういえば、アンタ名前は?

ウ:ウンディーネ。

?:それ名前だったのかい・・・。アタイの名前は、ザラ。アンタ、さっき難しそうな本読んでたけど、何かやってんの?

ウ:私は医者なの。夢は、この世から「病気」という言葉をなくすの。

ザ:夢がでかいねぇー・・・。

ウ:でも、何でこんな所に基地が?

ザ:アンタこの先のクライムタウンを知ってるかい?

ウ:へ?う、うん。知ってるけど・・・、何かあったの?

ザ:実はね、3日前にセンカっていう奴が大量の軍隊を連れてクライムタウンを占領されたのさ。しかも、そこの政権から何からまで、占領されちまった。だから、アタイ等はそれを打ち消すための「革命」を起こすのさ。

ウ:仲間は、何人いるんですか?

ザ:アンタを含んで、5人。今、ここにいるのはアタイとアンタだけ。

ウ:二人だけじゃ勝てないんじゃ?

ザ:話をよく聞きな・・・。今、3人は敵軍に紛れてチャンスをうかがってるのさ・・・。

ウ:そうなの・・・。無事だといいんですけど・・・。

その頃クロウは・・・。

ク:あれが、クライムタウンか・・・。

メ:あ!トランちゃーん!!

ケ:こっちこっちーっ!!

ク:ん?二人ともーっ!!ウンディーネを知らないかー!?

メ:ウンディーネお姉ちゃんが、トランちゃんが来るまで待っててって言われたのー!!

ク:わかった!!今、そっちへ行く!!

そして、地下基地へと向かった。

ト:ウンディーネ!!いる!?

ウ:トランちゃん。来てくれたのね。

ザ:誰?この子?

ウ:私の友達なの。名前はトラン。あと、後ろにいる二人の子どもは右目の下に印があるのがメル。左目の下に印があるのがケル。

ザ:まぎらわしいねぇー・・・。ま、いいけど、こいつらはアンタの仲間だろ?じゃ、アタイの仲間になってもらうからね。

トランは、ザラに無理やり決められた。トランは、状況がよく分かっていない。

ト:ウンディーネ。あの子誰?

ウ:あの子は、ザラさんっていうの。実は、今、クライムタウンが敵軍に占領されてるみたいで、この子は、敵軍を追い出そうと革命を起こそうとしてるの。

大体予想はついた。

ザ:さ、作戦を決めないとねー。

予感は的中していた・・・。この後、どうなるのだろうか?

ザ:じゃ、トランは裏から一気に攻めな。

クロウが、トランの体を借りて出てきた。

ク:裏からだと・・・?俺も、弱く見られたものだ・・・。正面から行こう。

ザ:ウンディーネ。ちょっとこいつ変じゃない?

ウ:ううん。正常だよ。ただ、闇の神が乗り移っているだけ。

ザ:じゃー、わかった。アンタとアタシは正面から。ウンディーネは、裏から攻めて電波塔の機器をすべて破壊する。いいね?

メ:ウンディーネお姉ちゃんだけだと危険だよー!!メルも行くーっ!!

ケ:ケルも行くーっ!!

ザ:じゃ、アンタ等も行きな。

ウ:メルちゃん、ケルちゃん危険だけどいいの?

メ:大丈夫だよ!!

ケ:大丈夫だよ!!

ザ:じゃ、今すぐに配置に向かうよっ!!

クロウは、ウンディーネに頼み込んで敵を斬ることが出来るようになった。ただし、弱い者は斬ることが出来ないという条件付だが・・・。これから、敵軍の地に足を踏み入れる事になる。もちろん、失敗は許されない。

ザ:じゃ、ウンディーネ!!後で!!

ウ:うん!!死なないでね!!

ウンディーネは、オアシスから地下水道を作り出しクライムタウンに向かうことになった。ザラとクロウは、バイクに乗りクライムタウンに向かう事になった。




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