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?:爆弾はここにあるらしいな・・・。
?:そうだといいが・・・?
軍服姿の大人2人が、制御塔ゲート前にいた。
?:(反応は出てるみたい。)
無線機から、女性の声が聞こえた。
?:パスワードはわかるか?魔彌(マミ)。
黒髪の男が言った。スナイパーライフルを背負っている。
魔:(ゲートのパスワードはもう見えたよ。0918)
(ピッピッピッピッ・・・)
パスワード入力カートリッジにパスワードを入力し、ゲート横にある挿入口にカートリッジを入れた。ゲートは開いた。
?:この調子でうまく行ってくれるといいが・・・。なぁ、盾(ジュン)。
赤髪の男が盾に言った。手には、ショットガンを持っている。
盾:恐らくはな・・・。というか、変な事聞くなよな、諺(ゲン)。
(ダダダダダ!!)
諺:最悪だよな!!まったく!!
盾:まったくだ!!
ゲートを開けたとたん、敵軍が撃ってきた。
2人は、ゲート横の柱に隠れた。
盾:どうする!?
諺:やるしかねぇな!!
盾は、ハンドガンを取り出した。銃声がやんだのを見計らって2人とも顔を出し敵軍に向かって撃った。(ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!)
軍:砲撃開始ーーーっ!!
盾:ヤベェ!!隠れろ!!(ドゴォーーーン!!)
諺:あいつ等おかしいぜ!!人間相手に砲撃とはなっ!!(ダダダダダ!!)
盾:諺!!グレネードを使え!!このままじゃ、時間がやばい!!
諺:わかった!!
諺が顔を出すと、砲弾が丁度始まったところだった。(ドゴォーーーーン!!)
とっさに諺は、顔を隠した。
諺:くそっ!!
盾:諺!!それをこっちによこせ!!
諺は、グレネードを盾に投げ渡した。
諺:俺がひきつけておく!!スキがあったら投げろ!!
諺は、顔を出して敵軍に攻撃した。
盾:(おそらく、砲弾が撃たれた後がチャンスだ!!)
諺:うおっ!!(ドゴォーーーン!!)
盾:くらえっ!!(ドゴォーーーンッ!!)
盾が投げたグレーネードは大砲に当たって爆発した。
諺:もういないな。行こう!!
盾:おそらく、敵は最後の賭けに出たんだな!!
諺:相手にしてたら時間がなくなっちまうな!!
盾:ここからは別行動をとるぞ!!俺は、爆弾を探しだし絶対に壊す!!
諺:わかった!!
諺は、一階通路。盾は、2階管制塔に向かった。
盾:くそっ!!爆弾は一体どこに!?(ダダダダダ!!)
敵軍が、向こう側の会議室からこっちに向かって撃ってきた。
盾:こんなところにまで!!(ダッ!!)
盾は、横にある通路に向かって走った。
盾:やばい!あと一分だ!!ん?あれは!?
基地の中心にある噴水の水の中に爆弾があった。
盾:あれか!!のわっ!!(チュンッ!!)
爆弾を狙うには立たないと壁が邪魔して狙えない。(あと30秒。)
盾:爆弾のスイッチはわかったが狙う瞬間は一瞬しかない。(あと25秒)
(ダダダダダ!!)(あと10秒)
銃声がやんだ。(あと5秒)
盾:一か八かだ!!(あと2秒)(カチャッ!!)
盾はスナイパーライフルを構え爆弾のスイッチを撃ち抜こうとした。
(ダーーーーーーーーンッ・・・!!)
盾は、撃った。
盾:当たったのか!?
(ビリビリビリ・・・)
爆弾は、壊れていた。当たったようだ。
盾:やった!!うわっ!!(ダダダダダ!!)
喜んでる暇など無かった。
盾:どこかに穴は・・・!?あった!!
盾は、壁に開いた小さな穴を見つけた。
盾:敵は5体。全弾命中させないとな。
スナイパーライフルの先端を穴から通し、そこから撃ち込もうとしていた。
(ダーンッ!!)
(ダーンッ!!)
(ダーンッ!!)
(ダーンッ!!)
4発の弾は、うまく4人の敵に当たった。
盾:くらえ!!クソ野郎っ!!
(ダーンッ!!)
盾:よしっ!!
盾は、無線機を取り出し諺と連絡を取った。
盾:諺!!作戦は成功だ!!とっととおさらばしようぜ!!
諺:(待て!!人質が大勢いる!!今すぐ、一階牢獄へ来てくれ!!)
盾:わかった!!すぐ行く!!
盾は、通信を切るとザラにも伝えた。
盾:ザラ!!聞こえるか!?作戦は成功した!!
ザ:(やったじゃん!!)
盾:俺は、敵軍の本部にウソを伝えなければならない!!もう会えそうに無いがな!!
ザ:(しくじるなよな!!)
盾:んな事ぐらいわかってる!!じゃな!!
盾は、無線を切ると諺のいる一階牢獄へと向かった。
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