作者あとがき

このレポートは九割以上真実です。
いやぁ、いまさら冗談を言えるくらいになってるけど、あのときは本当に恐かったですよ。
「死の恐怖」というのは最妥当ですね。大袈裟ではなく、本当です。今に思い出したらまだ恐いです。あの傷口の凶々しい姿は目に焼け付きました。あの一瞬は脳に刻みました。傷はまだ痛くて血はまだ出てます。これから一週間、毎日病院にいって傷口を洗わないと行けません。お風呂に入ったときはしんどいです。右手をずっと上げないといけないですから。腕でも鍛える気がする・・・5月8日は解縫の日です。面倒くさいなあ・・・
いや。なんとなく無事で済めたのは本当にありがたいです。ありがとうございます、みさき先輩!
あの日にボクを助けてくれた人達にも、ありがとうを言いたいです!ありがとう!
またそんな事故を遭うのはもう本当にごめんですよ。皆さん、以後、電車か地下鉄かバスに乗ってるとき、しっかり引き手を掴んで下さい!冗談ではなくてホントー!
どんなときにでも意外は可能です。たとえどんなに小さい間違いでも、死ねるほど重大な結果になれます。日常の崩壊はほんの一瞬の事です。人世の危険と、人間という動物の生命力の弱さを、改めて再認識しました。
だから、みなさんも気を付けてください!こんな目に、またはこれよりももっと酷い目に、合わないように注意して下さい!公共の交通に乗ってるとき、引き手をしっかり掴んで!
これはこのSSの最大の教義だから!(そうか?^^;
はっ、うるさいぞ、ゾンビお嬢さん!と・に・か・く、引き手をしっかり掴んで下さい!これこそもっとも有意義で終極な真実だから!(お願いだよ^^)

さくら晴美 4月30日 夜



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